
努力は実を結ぶと身をもって実現し、
笑顔と温かい心で周囲を成功へと導く
1年間で偏差値を10以上伸ばした努力家、笑顔と傾聴力で他者に
寄り添い、予備校講師として多くの生徒を合格へと導く。
明治大学大学院 理工学研究科 数学専攻
青山 大悟
努力は実を結ぶと身をもって実現し、
笑顔と温かい心で周囲を成功へと導く
1年間で偏差値を10以上伸ばした努力家、笑顔と傾聴力で他者に
寄り添い、予備校講師として多くの生徒を合格へと導く。
明治大学大学院 理工学研究科 数学専攻
青山 大悟
氏名
青山 大悟(あおやま だいご)
学校名
明治大学大学院
学部/学科
理工学研究科 数学専攻
学年
1年生
卒業年
2022卒
志望業種・業界
IT・ソフトウェア・情報処理
サービス・インフラ
メーカー
志望職種
IT系
事務系
技術系
出身
神奈川県
希望勤務地
関東
学生団体
Over TImes
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
「笑顔」を第一に、自分とまっすぐに向き合った高校時代
私は自分の事を「真面目で努力家」だと自負しています。高校3年時は、1年間で偏差値を10以上伸ばし、志望校に合格を果たしました。その際に重要視したのが「基礎力の強化」と「授業に望む姿勢」です。
基礎力を身につけるため、私は毎日誰よりも早く予備校の自習室へ行き、閉館間際まで勉強を続けました。さらに、あえて厳しい英語講師の授業を受講し、粘り強く授業に臨む力を身につけました。大学生活で成績優秀者として選出されたことも、これらの習慣が根付いていたからこそだと感じています
また、中学時代から私が大切にしているのが「笑顔」です。家族や友人からも「笑顔がすてきだね」とたびたび声をかけられます。笑顔を心がけるようになったきっかけは、中学時代にいじめにあったことでした。原因が分からず苦悩する中、自分を救ってくれたのが、笑顔で語りかけてくれた友人だったのです。
「自分が笑顔で救われたからこそ、周りの人を笑顔で幸せにしたい」という想いは、これまでの自分の大きな原動力となっています。
個別指導講師として生徒の可能性を広げる
大学に入学してから現在まで、予備校の個別指導講師のアルバイトを5年間続けています。もっとも重要視しているのは「生徒第一の授業」を作り上げることです。具体的には、ふたつのポイントを軸に授業を展開しています。
ひとつめは、授業準備を徹底することです。志望校は生徒ごとに違うため、目標を見極めたうえで授業に取り組まなければいけません。そのため、各志望校の過去問を分析し、一人ひとりの学力に沿ったプリントを作成しています。
ふたつめは、自分自身が生徒の可能性を信じ抜くことです。ネガティブな発言をする生徒にこそ、前向きな声掛けをするよう心がけています。常に生徒の意見に耳を傾け、成績を伸ばすための方法を納得いくまで話し合うようにしました。
生徒のささいな変化も見逃さず、モチベーション管理に尽力することで、結果的に多くの生徒を合格へと導くことができました。生徒とともに悩みながら結果を出した経験は、私の大きな自信とやりがいへとつながっています。
生徒との対話でコミュニケーションスキルを磨く
アルバイトを始めた当初は、生徒と信頼関係を築くことに苦労しました。生徒と講師という立場や年代の違いから、どのようにコミュニケーションを図ればよいか分からなかったからです。
悩んだ私は、まずは授業に熱心に臨むことを意識しました。こちらの想いが伝わるよう、授業を通して生徒に働きかけたのです。また、会話を引き出すため、積極的に生徒へ質問を投げかけるよう心がけました。
やるべきことに真面目に取り組み、自分から相手に興味を持って傾聴することで、生徒との距離は徐々に縮まっていきました。現在は生徒の入学を左右する体験授業も任され、初めての相手との対話にもそれらの経験が多く活かされています。
研究を通し学んだ素直さと前向きさ
現在大学では、国家プロジェクトのひとつである専門分野である数学を用い、生物の起源の解析を行う研究に参加しています。教授から声をかけていただいた当時、私はボランティアの一環として、老人ホームや障がい者施設へたびたび足を運んでいました。今回の研究に障がい者の未来を広げる可能性があったことが、参加を決めた大きな理由です。
研究内容は前例がないため非常に難解で、自分の知識不足を感じる点も多々ありました。私はそのたびに教授に指示を仰ぎ、疑問点をなくすように努めました。研究内容はもちろんのこと、分からないことは素直に聞く姿勢の大切さこそが、研究で得た学びのひとつであると実感しています。
笑顔の連鎖で社会に喜びを広げたい
将来は、人の可能性を追求し、関わった人々を笑顔にできる仕事に携わることが目標です。誰に対しても深く寄り添う心は、中学時代に得た私の原点であり、大きな財産でもあります。
挫折を経験し、将来に希望を持てないような人にこそ手を差し伸べ、一歩踏み出すことを支援できる存在になりたいと考えています。そして笑顔の輪を広げられるよう、これからも日々成長を重ねていきたいです。
[インタビュー日:2020年10月]