9年間に及ぶ引きこもりと不登校を乗り越え
学生団体の代表に成長する

コミュニケーションの改善のために積極的に人と交流し
誰もが信頼を置くリーダーとなる。

金沢工業大学大学院 工学研究科 機械工学専攻

古田 智信

氏名
古田 智信(ふるた とものぶ)

学校名
金沢工業大学大学院

学部/学科
工学研究科 機械工学専攻

学年
修士1

卒業年
2019卒

志望業種・業界
業種・業界は問いません

志望職種
IT系
技術・研究系

出身
岐阜県

希望勤務地
どこでもOK!

学生団体

タイプ

リーダー型

知識収集型

クリエイティブ型

ボランティア型

リーダー経験あり逆境体験ありシステム作れます

引きこもりを克服し、学生団体の代表へ

私が最も強調したい経験は、9年間の引きこもりを克服し、学生団体の代表へと成長したことです。
私は小学5年で学校に行けなくなりました。中学3年間は、一度も教室に入っていません。高校は定時制を退学し、通信制で週1日の登校だけという、約9年間の引きこもりを経験しました。勉学については壊滅的な状態で、友達もいませんでした。ただ、このままではいけない、と思ったのも事実です。数学だけは教師だった祖父の助けがあり、それを武器にしようと思いました。その結果、金沢工業大学に進学することができました。

しかし、大学最初のクラス分けテストで数学を含め全て一番下になってしまいました。さらにその直後、祖父が亡くなってしまったのです。正直ショックは大きかったのですが、私は今後の人生では二度と家族に迷惑をかけてはならないと思い、「変わろう」と誓いました。それからは、夜も土日も猛勉強をする毎日を続けました。

また、コミュニケーション能力の改善のためにも尽力しました。不登校時代はほとんど人と話す機会がなかったため、対話能力も衰えてしまっていたのです。私は半ば荒療治のような感じで、ボランティアやアルバイト、学生団体と、全力で動き回り経験を積みました。そして、気が付けば学生団体「能登ラボ」の代表になっていたのです。徐々に自信をつけるようになった私は、能登でのお祭りボランティア、また農作業のボランティアなどを実行し、十数名のメンバーを引っ張る存在になりました。私は、引きこもりだったころの自分を乗り越えて、学力やコミュニケーション能力、そしてかけがえのない仲間たちを得ることができました。

現在は、「OMATSURI」という事業で、友人と起業を目指しています。能登のお祭りが抱える担ぎ手不足問題と、増加する外国人観光客をマッチングさせて双方に利益を与える仕組みの構築が目標です。能登ラボで得た地域とのつながりから、志賀町の2地域でのお祭りが夏に向けて進行中です。
 

「個」を重視したコミュニケーションで成長する

「能登ラボ」での代表就任直後、メンバーや地域からの信頼は皆無でした。もともと、メンバーからの信任を得て代表になったというよりも、希望者を募り、それが私しかいなかったという感じだったのです。代表としての仕事、たとえば会議の進行、地域の方との接触、メンバーとの協力など、コミュニケーション能力がなかった私にとっては、非常に過酷でした。ホワイトボードの前で固まってしまうこともあり、悩む日々は少なくありませんでした。

悩みぬいた末、気づいたことがありました。それは、メンバーの皆を「メンバー」という、個を重視しない一括りで見ていたことでした。一人ひとりに異なる気持ちがあり、異なる夢がある。それを改めて認識した私は、メンバー全員と1対1で話す機会をつくり、団体に入った経緯から、これからやりたいことまで、じっくり話し合いました。また、地域に対しても同様に、町役場、協賛企業、県庁など、さまざまな社会人のもとに何度も足を運び、話し合う機会をつくりました。
徐々にコミュニケーションは円滑になり、半年ほどで私はメンバー全員からリーダーとして認められました。また、団体の団結力も見違えるほど良くなったのです。地域からの依頼も増え、新たに志賀町のお祭りイベントや、能登でのインターンシップ募集イベントなどを実施し、1年間で計300人以上の動員数を誇る団体へと成長させることができました。この経験でコミュニケーション能力、リーダーシップ、プレゼンテーション能力などを鍛えた私は、団体とともに大きな成長を遂げることができました。

能登ラボでの活動から学んだ一番大きなことは、声を出すことの大切さです。地域においては、勇気を出して「これをやりたい。一緒にやろう」と最初に声を出した人がヒーローになれることを知りました。周りを気にして動かないのではなく、自分の意思を素直に声に出すことは非常に大事な能力だと感じました。私はこれまでの生活もあって、細い声しか出なかったのですが、地域と関わっていくうちに徐々に声が太く、大きくなっていくのを感じたのです。会議などで言うべきことをはっきり伝える姿勢や、大勢の前で能登の魅力や自分の夢など堂々とプレゼンする力を身に着けました。
 

技術を通して、地域に貢献したい

私は、日本一のシビックハッカーを目指しています。シビックハッカーとは、直訳すると「地域のための技術者」、つまり地域課題を解決するためのアプリケーションやソフトウェアをつくる技術者のことを指します。ずっと引きこもりで、何もできなかった私を成長させてくれたのは、学生団体であり、アルバイト先であり、大学であり、ひいてはこの石川県という土地であったと思います。恩返しの意味も込めて、ロボティクス学科で学んできた技術を生かし、いつか石川県を支えるような技術者になりたいと思っています。

[インタビュー日:2017年7月]

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