
副部長として部員との距離を縮めつつ
技術向上に励み、関西大会出場を実現
アルバイト先のミス削減に向け、責任感の意識に加えミス後の
対応を重視、他の人が同じミスを繰り返さないよう連絡を徹底。
同志社女子大学 表象文化学部 日本語日本文学科
花岡 杏佳
副部長として部員との距離を縮めつつ
技術向上に励み、関西大会出場を実現
アルバイト先のミス削減に向け、責任感の意識に加えミス後の
対応を重視、他の人が同じミスを繰り返さないよう連絡を徹底。
同志社女子大学 表象文化学部 日本語日本文学科
花岡 杏佳
氏名
花岡 杏佳(はなおか きょうか)
学校名
同志社女子大学
学部/学科
表象文化学部 日本語日本文学科
学年
3年生
卒業年
2022卒
志望業種・業界
サービス・インフラ
メーカー
広告・通信・マスコミ
百貨店・専門店・流通・小売
志望職種
営業系
専門系
販売系
出身
奈良県
希望勤務地
どこでもOK!
学生団体
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
吹奏楽部副部長に就任、12年越しの夢を実現
高校3年間は、吹奏楽部の活動に尽力しました。吹奏楽は、小学生から継続していました。楽器はトランペットです。定期演奏会を訪れた際にとても感動し、第一志望校に決めた経緯があります。
受験勉強を乗り越え、憧れの高校の吹奏楽部に入ったものの、直面したのは周囲とのギャップです。私は「絶対に関西大会に出場したい」と思っていましたが、周囲には「ゆるく楽しく活動したい」との声も少なからずあり、思い悩みました。
しかし、副部長就任後は、いろいろな声をひとつにすることが自分の役目だと考え、空き時間にたくさんの部員に話しかけて距離を縮めたり、より多くの部員にアドバイスができるよう自身の技術向上に努めたりしました。また高校3年生の10月という、受験生が本格的に受験勉強を始める時期まで、1人の部員も辞めることなく部活動を続けられたことを、副部長として大変誇りに思っています。
勉強と部活を両立、チームの結束力の重要性を実感
活動において特に大変だと感じたことは、部員の意見をまとめること、そして勉強と部活の両立です。私が通っていた高校では、多くの生徒が3年生の5月で部活を引退します。夏休みに他の人たちが勉強に励み、成績を上げている中、私はほぼ停滞していたため、当時はとても焦りました。
吹奏楽部には同学年の部員が45名いたため、45名全員が、私と同じく勉強に費やせる時間に限りがある状態です。同じ状況であっても良い成績を残している人がいたことで、私にとって良い刺激となりました。また、全員で得意分野を教え合い、勉強に励んだことで、苦手分野の克服につなげることができました。
最も大きな思い出は、12年ぶりの関西大会出場です。常連の強豪校に勝ったこと、顧問の先生を喜ばせることができたことを大変嬉しく思います。吹奏楽部は、1人だけがいくら上手くても、良い演奏にはならず、コンクールで良い結果を出すことはできません。チームで毎日基礎練習を積み重ね、音を合わせ、寄せることが重要です。その中で、チームの結束力の大切さを学びました。また、当初は「関西大会出場は無理だ」と言われ続けてきました。しかし、実際に夢を叶えることができたことで、努力は無駄ではないことを実感しています。
ミス削減を意識し、アルバイト先で活躍
大学入学後は、アルバイトを通して、ミスの削減に取り組んだり、コミュニケーションに努めたりしています。アルバイト先のカフェでは、接客に加え、発注やシフト作成などもアルバイトが担当しています。そのため、一人ひとりが責任感を持って仕事に取り組むことが必要です。
しかし、気をつけていてもミスをすることは誰にでもあります。そこで私はミスをした後の対応について意識するようになりました。例えば、メニュー変更などによりもう使わない食材を誤って発注し、処分しなければならなくなった場合は、当日中に「商品○○はなくなったため、この食材は今後発注不要」という旨を全体ツールで共有します。それだけでは見落としてしまう場合もあるため、従業員の連絡ノートに記入したり、同じシフトに入っている人に口頭で伝えたりしました。ミスの内容を共有することで、他の人が同じミスをすることを防ぐことができます。今後も率先してミスの削減に貢献しようと頑張っています。
他にも結婚式場でのアルバイトをしていました。華やかな印象がありますが、実際は体力勝負です。しかし、幸せそうな新郎新婦の姿を見ることで、自分の仕事を通じて人に喜んでもらえることへのやりがいを感じました。
ミスによりクレームが発生したときには、落ち込み反省した上で、周囲の人に話を聞いてもらったり、自分の中で消化したりしてきました。同じ失敗を繰り返さない方法を考えた後、ポジティブに切り替えられることは、私の長所のひとつです。
お客さまと直接関わる仕事に就きたい
将来は、お客さまと直接関わる仕事に就きたいです。カフェや結婚式場のアルバイトを通して、お客さまと直に接することで、多くのことを学びました。大人になってからも、実際にお客さまの声を聞きながら、学び、会社に貢献したいです。部活、アルバイトともに、私は一度始めたことは途中で投げ出すことなく、継続してきました。仕事においても、継続力や粘り強さを発揮したいです。
個人としては、抽象的ですが、いつも幸せを感じられるような大人になりたいです。仕事では、お客さまに喜んでいただけるように、そしてプライベートでも周囲の人を笑顔にできるような人を目指しています。
[インタビュー日:2020年4月]