
会社の創業に携わり社会人の基礎力や
営業力を学び、仕事に真摯に向き合う
集客やWEBマーケティングを含む試行錯誤を続け企画・運営部門を
黒字化、周囲からノウハウを学び営業結果を出すため尽力する。
名古屋商科大学 経済学部 経済学科
宮田 浩平
会社の創業に携わり社会人の基礎力や
営業力を学び、仕事に真摯に向き合う
集客やWEBマーケティングを含む試行錯誤を続け企画・運営部門を
黒字化、周囲からノウハウを学び営業結果を出すため尽力する。
名古屋商科大学 経済学部 経済学科
宮田 浩平
氏名
宮田 浩平(みやた こうへい)
学校名
名古屋商科大学
学部/学科
経済学部 経済学科
学年
3年生
卒業年
2020卒
志望業種・業界
IT系
サービス
商社
金融・証券・保険
志望職種
与えられた仕事ならなんでも
出身
岐阜県
希望勤務地
関東、関西
学生団体
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
KUROFUNE株式会社の創業に携わり、提案営業を行う
現在私が最も力を入れているのは、KUROFUNE株式会社の創業に携わる活動です。産学連携プロジェクトの「セントレア旅プロジェクト」にボランティアとして参加していた際に、直接実務家の方からお声がけいただき、大学2年の11月より参画しています。
現在の日本が抱える問題点の中でも、日本の労働人口の減少は大きな問題ではないでしょうか。その部分に焦点を当て解決策を見出し、かつ事業として成り立たせているのが、KUROFUNE株式会社の業務内容です。ベトナム人留学生の方を対象とした日本での就職支援、人材紹介業を営むため、私は現在、営業職として法人への提案営業を行っています。営業先の新規開拓を行うため、約5,000件の企業様に声をかけたほか、事業のプランニング、人事業務なども私の仕事です。
社会人としての基礎力を学び、企業レベルのイベントを成功に導く
中でも苦戦を強いられたのは、営業の新規開拓業務です。当初は、私は営業として一体何ができるのかと悩んだこともありました。考えたのは、より多くの企業様にアプローチする大切さです。しかし、そのためにはまず正しい敬語やビジネスマナーなど社会人としての基礎力が重要であると気付かされました。書籍やインターネットなどを活用し、ビジネスマナーについては勉強中です。
現在は法人営業部門を担っていますが、以前はイベントの企画・運営を任されていた時期があります。当初、私の企画・運営スキルは高校生の文化祭レベルでした。しかし企業レベルの話となると、企画書の作成や予算の算出が必要です。私の見通しの甘さから、大幅な赤字を出してしまいました。その後、2度と同じ失敗をしないよう私が取り組んだことは、事前に考えられるリスクを書き出すこと、そして事細かに予算の算出を行うことです。また、ターゲットとしているベトナムの方の特性を理解した上で集客やWEBマーケティングを考え、試行錯誤に励みました。その結果、現在は黒字化しています。
スタートアップに携わり、仕事への向き合い方が大きく変わる
活動を通してやりがいを感じるのは、契約が取れたとき、そして留学生の方が楽しそうに働いている姿を見たときです。数千社に対して電話やメールを用いて営業をかけ、アポイントが取れるのは1割程度しかありません。しかしその中から訪問、契約と次のステップに進むことができたときには、やはり大きな嬉しさを感じます。思い通りの結果が出ず、悩んだ時期もありました。しかし、上司や前職にて営業経験がある大学の先生からノウハウを学んだり、フィードバックをもらったりすることで、契約まで結びつけることができるようになりました。また、SWOT分析、4P、STPなどを用いて自社・他社分析を行い、差別化を行ったことも、成功につながっています。
株式会社KUROFUNEに携わったことで、私自身、仕事に対する考え方が大きく変わりました。携わる前にもインターンシップを経験していますが、自信過剰になっていた部分があったと反省しています。スタートアップに携わったことで、自分にできることは限られていて、かつ仕事に対しては全て真摯に取り組む必要があることを学びました。これらは、学校やアルバイト先では決して得られない大きな学びです。
将来の夢は発展途上国支援と果敢に挑戦し続ける人生
私の将来の夢は、長期的な話になりますが、インドやカンボジアの発展途上国に暮らす子どもたちに直接的な支援を行うことです。以前、インドを訪れた際に貧富の差を目の当たりにし、自分にできることはないかと感じたことがきっかけです。現段階では方法は未定ですが、会社として事業を成り立たせる方法と団体に属して活動する方法の両方を検討しながら、現地支援の方法を模索しています。
最後になりましたが、私の強みはチャレンジ精神があることです。創業に関しても、万全の状態ではなくとも、私に声をかけてくださったことに感謝し、挑むことにしました。チャンスをいただけたからこそ学べたことの思いを実感しています。だからこそ、就職した後も企業様側からいただいたチャンスには、果敢に挑戦し続けたいです。
[インタビュー日:2018年11月]