
多種多様なアルバイト経験を通して
高い洞察力と対人スキルを身に付ける
塾講師として洞察力を磨き、かけがえのない成功体験を得て、
資格取得で身に付けた学力を生かし、プロの銀行員を目指す。
東北学院大学 文学部 英文学科
根元 悠宇
多種多様なアルバイト経験を通して
高い洞察力と対人スキルを身に付ける
塾講師として洞察力を磨き、かけがえのない成功体験を得て、
資格取得で身に付けた学力を生かし、プロの銀行員を目指す。
東北学院大学 文学部 英文学科
根元 悠宇
氏名
根元 悠宇(ねもと ゆう)
学校名
東北学院大学
学部/学科
文学部 英文学科
学年
3年生
卒業年
2021卒
志望業種・業界
銀行・証券・保険・金融
志望職種
営業系
出身
宮城県
希望勤務地
東北、関東
学生団体
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
さまざまなアルバイトを通して「経験値を上げる」
大学生活の中で特に意識しているのは、多方面で自分の経験を増やすことです。具体的にはさまざまなジャンルのアルバイトを体験することで、自分の能力を伸ばしたり、新しい能力を身に着けたりしています。
たとえば2年間に渡って続けた塾講師のアルバイトでは、主に対人関係のスキルが磨かれました。もともと自分の洞察力には自信があったのですが、実際に子供たちと触れ合うことで、さらに多くのことを学んだと感じています。特に相手の個性や性格を素早く見極めたり、相手に合った教え方を選んだりできるようになったことは、私にとって大きなプラスです。また他の先生など自分より年上の相手とのやりとりも多かったため、世代を超えた「接し方」や「距離の縮め方」も学べました。
現在は「電話営業のアルバイト」をしています。そこは家庭教師の会社なのですが、レストランやスーパーなどを相手に、広告を置いてもらえるよう電話をかけるのが仕事内容です。毎日のように見知らぬ相手と電話で話すという経験は、自分の営業力やトーク力を高める上でとても役立っています。
また短期ではありますが、ワカメ漁のアルバイトで体力を鍛えたり、ケーキ屋のアルバイトで器用さを養ったりもしました。これまでに経験した仕事は、どれも決して簡単なものではありません。それでも仕事の大変さを感じたり、仕事仲間の人柄に触れたりしたことは、今の自分にとって不可欠な経験だったと実感しています。
困難への挑戦から得られた「成功体験」
これまでの経験の中で、特に印象に残っているのが塾講師のアルバイトで知り合ったA君のことです。A君は私が担当した子の一人で、当時中学2年生でした。ただし勉強が苦手で、しかも小学5年生の頃から宿題をしてこなかったとのことで、テストの成績はひどいものでした。また講師である私にもあまり心を開いてくれないため、どうやって指導したものかとかなり悩みました。
そんな状況の突破口となったのが、B君の存在です。B君は私が長いあいだ担当していた子で、学校でA君と仲が良く、同じ部活に所属していました。そこで私はA君に、B君に対する競争意識を持たせてみることにしました。具体的には「B君が宿題をしたらテストの点数が上がった」と話したのですが、その結果A君も「負けたくない」と感じたようです。その後は授業に真剣に参加し宿題もするようになり、最初は8点だったテストの点数も、安定して50点以上取れるようになりました。
A君の事例を通して、私は「解決策を試すこと」と「成果が出ることの喜び」を学びました。自分の指導を通して子供たちが切磋琢磨するようになり、それが成績に表れるのを見られたことは、私にとってかけがえのない成功体験です。
資格取得を通して「知識を蓄える」
もちろん、自分の勉学についても努力を怠っていません。特に高校の頃は「英検」「数検」「漢検」の勉強に力を入れていて、数検は準2級、英検・漢検ではそれぞれ2級を取得しました。効率的に単語や公式を覚えるために、ジムで筋トレをしながらイヤホンで勉強したことも良い思い出になっています。
洞察力と学力を生かせる社会人になりたい
将来の夢は「銀行員」です。顧客に合わせた接客や、職場の仲間との円滑にコミュニケーションなど、銀行員に求められるスキルにはさまざまなものがあると思います。ですから持ち前の洞察力と勉強で身につけた知識を発揮し、誰よりも高い信頼と成績を誇るプロの銀行員になることが私の目標です。またいずれは部下から尊敬され、憧れられる上司になれるよう、責任と覚悟を持って自分のスキルを磨いていきたいと思います。
[インタビュー日:2019年11月]