
留学生支援に尽力、多様な意見の尊重
話し合いの意義を実感し、自らも成長
アルバイト先にてエステ部門開設を企画・提案、他店研修を組み
スタッフとのチームワークを発揮、開設後も売り上げに貢献。
同志社大学 文学部 英文学科
斎藤 碧
留学生支援に尽力、多様な意見の尊重
話し合いの意義を実感し、自らも成長
アルバイト先にてエステ部門開設を企画・提案、他店研修を組み
スタッフとのチームワークを発揮、開設後も売り上げに貢献。
同志社大学 文学部 英文学科
斎藤 碧
氏名
斎藤 碧(さいとう あおい)
学校名
同志社大学
学部/学科
文学部 英文学科
学年
3年生
卒業年
2021卒
志望業種・業界
IT・ソフトウェア・情報処理
サービス・インフラ
志望職種
IT系
事務系
営業系
専門系
出身
愛知県
希望勤務地
関東、中部、関西、海外
学生団体
AFS京都支部
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
1年間アメリカに留学、自ら動く重要性を実感
高校時代には、交換留学のサポート団体AFSを通じて、1年間、アメリカへの交換留学を経験しました。きっかけは、他の人が挑戦していないことにチャレンジしたい、得意科目である英語を活かしたいとの思いです。留学当初は、ネイティブの中で日常生活を送る上で、自分の語学力の乏しさを痛感しました。
しかし、語学力以上に大変だと感じたことは、他国でマイノリティな存在として生きることです。しかし、同時に周囲のあたたかいサポートを実感しました。私自身もクラブに入ったり、積極的に声をかけて友達をつくったりと精力的に動き、多くの交友関係を築くことができました。留学を通じてコミュニケーション力、問題解決力など多くのことを学び、自分から動くことの大切さ、声を上げることの重要性を実感しています。また、当初の留学の目的である、語学力向上に加え、より深い経験の積み重ねができたことを嬉しく思います。
AFS京都支部のボランティアに尽力、学生代表に就任
大学入学後、頑張っていることは主に2点です。まず、高校時代の留学経験に感謝し、今後は自分が恩返しをする番だと、AFS京都支部のボランティアに注力しています。4年生となる現在は、学生代表に就任しています。
主な活動内容は、高校生留学生の受け入れ、日本での生活のサポート、異文化交流イベントの企画開催です。語学力や文化、価値観などは、人によって異なるのであることを理解した上で、一人ひとりに目を向け、日本の高校になじみ、日本について知ってもらえるよう心がけました。
例えば、広島平和学習会を開催した際には、準備を含め、3か月にわたって留学生と共に広島の原爆資料館について学びました。メインテーマは、平和について深く考え、自分の言葉で表現することです。私自身も平和について学び、かつ各国の価値観、考え方について触れる機会がありました。
とある韓国人の男の子の考えは「日本は今平和である。しかし、日本の努力によるものではない」というものです。そこで彼の考えを尊重した上で、どのように伝えれば、新たな考えのひとつとして他の人に受け入れてもらえるのかを一緒に考えました。価値観の違いを頭から拒否するのではなく、意見を尊重する大切さ、話し合いの意義を見つけ出す行動は、私自身の成長にもつながっていると感じます。
また、スタッフには他大学の学生も多いです。週1回のミーティングでコミュニケーションをとるほか、互いの学業・生活を尊重する姿勢によって、チームワークを鍛えることができました。
アルバイト先にて自らエステ開設を提案、売り上げに貢献
もう1点は、1年生春から続けているスポーツジムでのアルバイトです。フロント業務を網羅した3年時、支店のために新たにできることを探す中で、顧客満足度向上と自らの成長機会になるとの考えから、エステの開設を提案しました。エステを選んだ理由は、老若男女が訪れる総合的スポーツジムという特徴を活かせることです。
エステ部門開設に関して、最も大変だったことは、上司の説得です。最初は、開設の大変さや初期投資の面から反対されてしまいました。しかし、説得の際に必要となるのは本気度だと考えた私は、自ら全ての他店研修を組み、周囲のスタッフを巻き込みチームワークを駆使してお客さまにアピールしました。もちろん私も資格を取得済みです。その結果、開設を認めてもらっただけでなく、開設後は実際の数字にもつながり売り上げ貢献の目的も達成できています。
また私の行動により、周囲のスタッフの勤務態度も大きく変わりました。同僚や後輩たちもできることを探してくれたり、インストラクターが声かけや知識の共有をしてくれたりしたおかげで、認知度・満足度共に高くなったと感じます。自ら積極的に動くことで学べることがたくさんあることを実感しています。
英語、接客に関する仕事を志望。楽しくエネルギッシュに生きる
将来に関しては、英語を使う仕事や人と関わる仕事に興味があります。特に国際関係に関わってきた経験から、多様性のあるところで働きたいと考えるようになりました。接客に関しては、たくさんの人と絶え間なく話すことよりも、個々のお客さまと深い関係を築く接客を希望しています。
人間性の面では、今後より多くの世界を見て経験を積み、視野の広い大人になりたいです。私自身の強みである、“新しいことに対し、楽しみながらチャレンジできる力”を今後も活かしたいです。そして今後何があったとしても全ては捉え方次第だと受け止め、エネルギッシュに生きていきたいです。
[インタビュー日:2020年4月]