氏名
佐久間 悠(さくま ゆう)
大学
慶應義塾大学大学院
学部/学科
システムデザイン・マネジメント研究科 システムデザイン・マネジメント専攻
学年
修士2
志望業種・業界
メーカー
業種・業界は問いません
志望職種
事務・管理系
技術・研究系
出身
神奈川
希望勤務地
どこでもOK!

リーダー型
知識収集型
ボランティア型
クリエイティブ型
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学生の本分は学業。
学部生時代は徹底的に勉強に打ち込んでいました。
経済学部所属でしたが、他学部の授業も積極的に履修していました。
私が通っていた大学には年間履修限度という制度があり、ある一定数以上の授業は履修科目として登録ができません。
しかし、「大学ではとにかく勉強したい」と思っていた私にとってその限度数は少なすぎるものでした。そこで、履修登録はしないまでも、聴講として様々な授業に潜り込みました。
もしも履修限度数がなかったら、4年間で400単位は履修していたことになります。
現状のやり方に疑いをかけ、別の視点を模索する。“自分を露出する広報”
学業以外では、かながわ自民党学生部の手伝いに力を注ぎました。ある講演イベントに参加した時に義家弘介さんに出会ったのがきっかけです。
それまで胡散臭いと思っていた政治の世界に対するイメージが180度変わり、自分も何かやってみようと思いました。
主な仕事は広報としてのイベント集客です。
SNSを使って積極的に講演イベントの告知をしたのですが、これが全くといっていいほどうまくいきませんでした。
例えば経営者の講演なら皆興味を持つかもしれませんが、政治家の講演というと非常に反応が悪いのです。新聞に取材・掲載されたこともあったのですが、それでも集客はイマイチでした。
これに対し、私は広報のやり方を変えました。
それまでは詳細な情報告知を頻繁に試みていたのですが、それよりも政治家の方と私との写真を積極的にアップロードするようにしました。
すると有名人と一緒にいることが楽しそうに見えたのか、ページへのアクセス数が上がったのです。
そして、アクセスした人たちに個別にメッセージを送ってコンタクトを図ることで、イベント集客数を上げることに成功しました。
特に、リピート数が格段に上がったと思います。ただ単に告知の回数を増やすのではなく、どう告知するのかが重要だったのです。
知識社会への一歩として、独自の視点から新たな仮説を提唱 ~言語学の視点とスカイプの活用~
現在は「遠隔地でストレスなしに指示語を使って雑談できる環境」の実現について研究中です。
私は以前から、ポスト資本主義としてドラッカーが提唱していた知識社会に興味を持っていました。
そして、一般に知識やアイデアが生まれるのはフォーマルな会話よりもインフォーマルな会話が多いと言われています。何気ない雑談の中から、新たなビジネスや社会を変えるアイデアが創出されるという理論です。
会議等における形式的な場での会話よりも、普段の雑談の方が脳にストレスがかかっていないため、アイデアが出やすいそうです。
しかし、これに対して私は「指示語が影響しているのでは」と言語学の立場から仮説を立てました。
「あれ」「それ」「これ」等の指示語を使う会話こそ、アイデアが創出されやすい環境なのではという仮説です。
この仮説を検証するためには、「指示語を使う会話環境」と「指示語を使えない会話環境」を用意して比較しなければなりません。
さらに、「指示語を使ってはいけない」というルールを定めてしまうとそれがストレスとなって何らかの影響を及ぼし正しい検証結果が得られないため、どちらの検証環境についてもストレスを感じさせてはいけません。
そこで、この検証を実現させるために私が思いついたのがスカイプの利用です。
スカイプであれば、自分も相手も画面内の限られた面積にしか映らないため、「あの時計見て今何時?」「あそこに置いてある本貸そうか?」のような会話は成り立ちません。
これで「ストレスなしに指示語を使わずに雑談する環境」という検証環境を用意することができます。
スカイプの会話は遠隔地にけるコミュニケーションですので、これと対になる検証環境は「遠隔地でストレスなしに指示語を使って雑談する環境」です。
この実現を修士研究としています。
現在は筑波大学・サイバネットシステムと共同で研究を進めており、学会で発表する等、研究は順調です。
原因を掘り下げ、既成概念を疑う。熱中症被害をなくす鍵は“冷やす”のではなく“コミュニティ”
修士時代には、私の所属する研究科のイベントである産学連携プロジェクトにも力を注ぎました。
慶應義塾大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、デルフト工科大学、の4大学合同で、企業が出したテーマに対してチームで解決策を考え、プレゼンするという形式です。
課題は「熱中症をどうするか」でした。当時は東日本大震災発生後の夏前ということで、電力不足への不安が非常に高まっていた時期です。
私たちのチームは「温度を下げる」という観点から「クーラーの代替品をつくる」「屋根にスプリンクラーをとりつける」「街に冷水を張った足湯を設置する」等のアイデアを元に進めていました。
今考えるとどれも実現性が低く、効果も期待できないアイデアだったと思います・・・。
そこで、私は物理的に温度を冷やすという観点からの脱却をチームに提案しました。熱中症被害には温度とは別の原因もあるのではと考えたからです。
熱中症による死者数を調べたところ、その9割は独居老人でした。さらに医療関係者にヒアリングすると、老人は暑さを感じにくいとのことです。
視覚や聴覚が衰えるのと同様に皮膚感覚も年と共に弱まるため、正確に温度を体感することができなくなるのです。「暑いと感じていない老人に温度を下げるよう促す対策を施しても効果が薄い」と考えました。
そして、独りで暮らしていることも問題です。
誰かと一緒にいれば自分が温度に気付けなくても、別の誰かが暑いと感じて冷房をかけるはずです。
一緒にいる誰かが暑がって飲み物を飲んだら、高い確率で自分も飲み、結果として熱中症予防になります。
つまり、熱中症被害の中心は独居老人であり、これを解決するためには物理的に温度を下げるのではなく、彼らを何らかのコミュニティに所属させ誰かと一緒にいる状態をつくることが重要なのです。
この発想の転換をベースに、もう一度ゼロから課題に取り組みました。
その結果、様々な分野における訪問サービスと医療を連携させるというプランに行き着きました。
例えば最近、街の電器屋さんは家電量販店との差別化を図り、消費者、特に高齢者が家電を買った際に自宅まで商品を一緒に持っていって取り付けてあげるサービスを始めています。
このような訪問サービスを他の小売業者やサービス業者も取り入れ、そこに医療機関を交えることで、孤立化による高齢者の熱中症を阻止しようというプランです。
プレゼン後は高い評価をいただくことができました。
現状に疑いを持ち、別の視点からものごとを考えるという私の強みを発揮できたと思います。
インターンシップでリーダーとしての素養に気付く
現在、日本IBMでインターンシップをしており、ナレッジマネジメントの改革についてサービスサイエンスの視点で企画を行っています。
そこで私はチームのリーダーをしています。当然これまでの私の研究に繋がりのあるテーマであり得るものも大きいですが、新たに、自分のリーダーシップ特性に気付いたことが大きな収穫です。
リーダーと言えば自ら率先し皆を引っ張っていくものだと思っていたのですが、リーダーのタイプにも色々あり、私の場合、常に一歩引いてアドバイスをしたり、方向を決めるサポートをする、メンバーが堂々とアイデアを発表できる環境を作る、といった方向で生産性を高めるタイプのリーダーであると実感しました。
また、私は周りから定刻主義者と呼ばれています。時間はもちろんのこと、当たり前のことを当たり前に行っているからですが、常に批判的な目で現状を疑い、指摘を続けていると、反感を買いやすいものと思います。
特に私のような、後ろから俯瞰するタイプのリーダーは、メンバーの意見を否定しがちですが、それではメンバーから意見を引き出せません。ですから、否定が必要な時は「そうではない」ではなく「それはどうして?」と質問形式で、と心がけると共に、まずしっかりとした自分自身を見せ、反発されるような隙を作らないことも大切だと考えています。
一見地味な仕事ほど、私が欲する重要な仕事
卒業後は、「一番地味そうな仕事」をしてみたいと思っています。今までの経験を振り返ると、一見地味な仕事が、実際にやってみると自分が求めていることだったことが多々あったからです。また、表に出にくい地味な仕事こそ組織の中では重要な役割を担っていると思います。その中で、地味なリーダーを目指したいです。
具体的には、生産管理、品質保証、または人事、総務等の管理部門をと考えており、一見地味な管理系から、パラダイムシフトを起こしていきたいと考えています。
また、中学生の頃、小学生で習ってきた勉強の内容が実は厳密には正しくないという事を知り、思春期の頃ですから「なぜ嘘を教えて罪悪感を感じないのか?」と大変ショックに感じたことがあります。
そこから、倫理観を大事にするようになり、今では、企業を見る際の軸となっています。
倫理観といっても、CSRを推進しているかどうかではなく、どれだけ顧客と従業員と国に貢献しているか、バランスよくCSRを行っているかを重視しています。
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