生活困窮家庭の中高生への支援を通じ、
多角的な視点で地域課題に取り組む

「見えないもの」を「見えるもの」に
その原点は剣道一筋の10年間で培った精神力にある。

立命館大学 産業社会学部 現代社会学科 現代社会専攻

田中 誉人

氏名
田中 誉人(たなか たかと)

学校名
立命館大学

学部/学科
産業社会学部 現代社会学科 現代社会専攻

学年
4年生

卒業年
2018卒

志望業種・業界
コンサル
マスコミ
医療・福祉
官公庁・公社・団体

志望職種
クリエイティブ系
企画系
総合職

出身
愛媛県

希望勤務地
どこでもOK!

学生団体
学習支援団体Apolon

タイプ

リーダー型

知識収集型

クリエイティブ型

ボランティア型

リーダー経験あり全国大会出場○○道やってます

剣道で培われた精神力

小学校から高校までの10年間、私は剣道一筋でした。
その間、何度も全国の舞台に立つ経験をしています。日々の練習から忍耐強さに磨きをかけ、試合では重圧を力に変えてきたのです。私は、剣道を通してこの精神力こそが自分の武器だと思えるようになりました。
私が剣道を始めたのは、小学校3年生になってから。当時、剣道場に通う子どもは、幼稚園や小学校1年から始める人ばかりだったので、スタートが周りより遅く、彼らに追いつこうと必死になって道場に通い詰めました。手を抜くことを知らないくらい練習熱心だったため、体調を崩すこともありましたが、結局高校まで剣道を辞めることはありませんでした。
思い出深い試合はたくさんありますが、一番印象に残っているのは、小学校6年生の全国の切符を手にした試合です。
当時の私は、道場で唯一の6年生だったこともあり、主将を任されていました。主将は、チームの顔であり、最後の砦で、その重厚に押しつぶされ、スランプに陥っていたのです。しかし、いくら練習をしても試合に勝てない時期でした。「負けたらどうしよう」という重圧から逃れたくて、一時は剣道を辞めようかと思うほどもがき苦しみ、ギリギリの精神状態の時期だったのです。その時に迎えたのが、その試合でした。
予選を通過し市の選抜チームに参加した私は、決勝まで勝ち進みます。あと一つ勝てば全国の切符を掴めるところにいました。それまでにも、全国をかけた戦いは経験していましたが、この大会では枠が1つしかありませんでした。つまり、優勝するしか全国には行けません。
今まで重圧に苦しんでいた私でしたが、この時は不思議と力が発揮できました。舞台が大きくなり、いつも以上にプレッシャーがのしかかったにもかかわらずです。
初めてぶつかったプレッシャーという壁を打ち破った私は、この試合を通して、成果がなかなか見えなくても、日々の鍛錬のなかで自分が確実に成長していたことを実感したのです。
剣道を通じてさまざまな経験をさせてもらいましたが、自分の原点はこの小学校時代にあると私は思っています。
 

学習支援を通じて、多角的に物事を考えられるようになる

大学入学直後から、主に生活困窮家庭の中高生を対象として活動する学習支援団体Apolonに加入し、現在では団体の代表をしています。

学習支援団体Apolon

昨年は京都市内の子どもたちに学習指導をすることがほとんどでした。しかし、今年からは団体運営や場のコーディネート、スタッフの育成を主な役割として担っています。
大学1年生で団体の事業代表になった時は、不安な気持ちでいっぱいでした。大きな心境の変化があったのは、とある勉強会に参加したときです。その会には行政職員や大学教授、ユースワーカー、他の活動拠点の代表の方など年上の方しかいませんでした。新しく代表になったことを報告すると1回生だったこともあり彼らに大変驚かれました。同時に、もっと驚かれるようなことをやってやろうという気持ちになりました。自分にしか経験できない。だから、どうせやるなら残りの期間全力でやろう。年齢など関係なく、色々なことに挑戦してみようと強く感じたのです。
この活動を通して子どもから大人まで、本当に多種多様な方々と出会うことができました。10人いれば10通りの生き方や考え方があるわけで、当たり前ですが全く同じ道を歩んでいる人なんていません。たくさんの人の考え方に触れること、ときには批判的な視点を持ち色々な角度から見つめ直すことも大切だと学びました。それによりほんの少しですが、自分自身の視野を広げられ、物事の本質を見抜く力は身についたと感じています。この視点は今後の人生の中でもずっと生きてくると思います。そしてこれらを通して、一つひとつの出会いの大切さを感じました。たくさんの人の話をお聞きすることは本当に学びにも励みにもなります。 
活動で嬉しいと感じるのは、子どもたちの笑顔を見られる時です。団体は学習支援を軸に活動していますが、身近な話し相手として相談を受けることも大事な支援だと考えています。親でも先生でも友達でもない「ナナメの関係」であるからこそ、時には誰にも言えなかった本音を打ち明けてくれることもあります。子どもたちは壁にぶつかりながら、何度もそれを乗り越え、時にはスタッフもサポートしながら徐々に成長していきます。学習会を巣立つ時には「英語が自信になった!」や「ここの場所に来て、自分が変わった気がする!と笑顔で話してくれるので、その言葉が何よりも私にとっては大きな励みになります。
 

まちづくりのコーディネートに携わりたい

今は子どもの学習支援を通じて地域の抱える課題解決に取り組んでいます。しかし、将来的にはいろいろな立場から出るニーズをくみ取り、行政からの支援が届かないところにアプローチできるようなシステム形成をしたいと考えています。
そのシステムを構築するうえで欠かせないのが「目に見えない関係性」だと私は思っています。人と人の絆。人と街の繋がり。そうした不可視化されているものにこそ、地域や街の魅力があると、私は団体や大学での学びから考えるようになりました。
街が、街らしく存在し、地域の課題は地域内で解決できる。そんな、まちづくりのコーディネートに携わりたいと思っています。

[インタビュー日:2015年11月]

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