
3歳からピアノを継続、周囲に感謝し
技術・精神力を鍛え、先を見据え奮闘
過去の課題から逆算し対策を重視、失敗もひとつの糧として
努力を継続、生徒会副会長や塾のバイトを通じ人と向き合う。
慶応義塾大学 法学部 法律学科
恒成 澪
3歳からピアノを継続、周囲に感謝し
技術・精神力を鍛え、先を見据え奮闘
過去の課題から逆算し対策を重視、失敗もひとつの糧として
努力を継続、生徒会副会長や塾のバイトを通じ人と向き合う。
慶応義塾大学 法学部 法律学科
恒成 澪
氏名
恒成 澪(つねなり みお)
学校名
慶応義塾大学
学部/学科
法学部 法律学科
学年
3年生
卒業年
2022卒
志望業種・業界
サービス・インフラ
商社(専門・総合)
銀行・証券・保険・金融
志望職種
与えられた仕事ならなんでも
出身
東京都
希望勤務地
どこでもOK!
学生団体
律法会、
慶應ピアノクラブ
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
3歳からピアノを開始、リサイタル開催や生徒会副会長など多岐に渡り活躍
私は3歳からピアノを習い始め、現在も継続中です。国内外のコンクールで受賞を重ねるなか、日頃応援してくれる人に感謝したいと、高校3年4月には、初めての試みとして、リサイタルを開催しました。準備期間は、9ヵ月です。プログラム作成、写真撮影、集客など、やるべきことは大変多く、大会やピアノ教室の演奏会に比べ、大きな責任を伴うものでした。
また、私は5年半ほどニューヨークに在住していたことがあります。最高の演奏をするためには、技能表現における最高の指導を受けることが必要だと考えた私は、再度アメリカに行き、当時の先生の下、1週間レッスンを受けました。そのほか、通学前には、家で1時間練習、休み時間には先生の許可を得た上で、ピアノを借りるなど時間を最大限に有効活用し、練習しました。あらゆる準備をした結果、1時間のプログラムを完成させ、最高の演奏ができたことを嬉しく思います。
また、中高一貫校に通っていた私は、高校時代に生徒会副会長として、小学6年生と保護者向けの学校説明会を一任されました。私が提案したのは、上級生がただ話す形式ではなく、中学2年生も含めた、トークショー型への変更です。初の試みでしたが、他の役員の意見も取り入れつつ、小学生目線の大事さを訴え、役員全員を説得しました。また各々の得意分野に応じた役割分担をし、任せた仕事に関しては裁量権を与えました。最終的に、説明会は大成功をおさめています。
過去の課題から逆算し対策、モチベーションを維持し努力を継続
大学入学後は、音大生と同じ舞台で戦うことを目標に「ショパン国際ピアノコンクール in Asia」に出場し、大学生部門にて銅賞を受賞しました。
音大生と比べ、練習時間が少ないことを課題と考え、大学内の練習場所を確保したり、ポイントを絞った効率的な練習を心がけたりしたことが結果につながったと感じます。過去の経験から逆算し、本番の経験を積むことが大事と考え、東京六大学ピアノ連盟にも所属し、毎回目的を持って積極的に出場しました。
ただ、私は成功体験だけを重ねてきたわけではありません。大会の予選敗退、全国大会で納得のいく演奏ができなかった悔しさ、演奏会での大失敗なども経験してきました。しかし、落ち込み諦めたことは一度もありません。私のモチベーションは、親や中学・高校時代の同期などの周囲の期待と応援です。
また、大学2年時には、アメリカ大会に参加するため、1年弱対策をしました。新型コロナウイルス感染症の影響で3日前に参加を断念しましたが、オンライン開催を見込み、練習を続けました。
先を見据える力を発揮、塾のバイトでは人と向き合う大切さを再確認
ピアノの練習そのものは、私にとって苦ではありません。結果を残したときの達成感が、継続的努力につながっていると感じます。例えば、どれだけ予選で落ちても、5回目くらいで通過できることをわかっています。1回の失敗で諦める必要はなく、弾けなかった曲も、年数をかけることで克服してきました。これは、ピアノだけに限ったことではありません。先を見据えているからこそ、小さなことにクヨクヨせず、取り組めるのだと思います。
日々の努力を怠らず継続し続けることで成果につながることを学び、逆算して考える力を身につけることができました。また、活動費を稼ぐための学習塾のアルバイトでは、担当生徒を第一志望校に合格させるため、一人ひとりと向き合うことの大切さを再認識することができました。
英語力を活かし、女性のグローバルリーダーとして活躍したい
私の就活の軸は、日本人として誇れる仕事をすることです。英語力を活かし、日本人として国際社会に貢献したいです。海外在住経験と英検・TOEIC等の資格から、英語を活かし、海外転勤や海外出張に行き、他国の方と一緒に働きたいです。業種・職種としては、社会貢献性の高いプロフェッショナルな仕事を志望しています。
現在は法人・個人を限定せず、金融、不動産などさまざまな業界のインターンに参加中です。できるだけ規模が大きく、大勢の人に影響を与える仕事がしたいです。そのために、20代のうちにできるだけ多くの経験をし、自己犠牲をいとわず働きたいです。家庭を築いた後は、ワークライフバランスを意識しながら、女性のグローバルリーダーとしての活躍を目指しています。
[インタビュー日:2020年10月]