
ベンチャー企業のインターンに参加、
施策を考え在庫完売、契約50件獲得
顧客からの問い合わせ増加を見込み、動画マニュアルを作成、
業務効率を大幅に改善、顧客目線と自社利益の両方を意識。
敬愛大学 経済学部 経済学科
青木 佑太
ベンチャー企業のインターンに参加、
施策を考え在庫完売、契約50件獲得
顧客からの問い合わせ増加を見込み、動画マニュアルを作成、
業務効率を大幅に改善、顧客目線と自社利益の両方を意識。
敬愛大学 経済学部 経済学科
青木 佑太
氏名
青木 佑太 (あおき ゆうた)
学校名
敬愛大学
学部/学科
経済学部 経済学科
学年
4年生
卒業年
2022卒
志望業種・業界
IT・ソフトウェア・情報処理
サービス・インフラ
メーカー
商社(専門・総合)
広告・通信・マスコミ
銀行・証券・保険・金融
志望職種
事務系
営業系
専門系
出身
千葉県
希望勤務地
関東、海外
学生団体
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
バイオリン、e-sportsなど精力的に新しいことに挑戦
私の強みは、変化をチャンスと捉え、ポジティブに乗り切る忍耐力です。幼少期からバイオリンを始め、小学3年時には、国際ジュニア音楽コンクール本選に出場しました。ニューヨークのカーネギーヴァイルリサイタルホールでのリサイタル経験があります。環境や人間関係の変化に対して、幼少期ながらストレスも感じましたが、経験を糧にすることで、演奏に生かすことができました。また、本来触れ合う機会のない大人たちとの出会いから、人との接し方や感謝の大切さを学んだことは、大きな経験のひとつです。
また、高校時代には「e-sports」に注力し、「コール オブ デューティ」シリーズ(CoD)のタイトルにおいて、世界ランキング100位以内、複数の大会優勝を達成しました。運の要素を極限まで減らし、勝率を上げるため、まず私が取り組んだのは、敵・味方・自分・ゲームシステムに分け、行動パターンやゲーム特有の遅延などを分析することです。分析結果を生かし、自分のチームが確実に勝てるポジションにスタンバイしたことで、勝率を90%から99.95%に引き上げることに成功しました。行動の原動力は、勝利への執着心です。力技では勝てない相手に対し、ロジックで物事を考えるアプローチを用いたことが、結果につながりました。
スマートロック開発・販売会社の長期インターン、株式投資に注力
大学入学後、主に注力したことは1年半の長期インターンと、株式投資です。高校3年時からビットコインに興味を持ち、いろいろ調べる中でブロックチェーンにたどりつきました。インターンシップ先は、スマートロックを開発・販売する会社です。私に求められたのは、企業・製品の認知度を高め、売り上げにつながるための施策を打つことです。
当時、競合他社が4社あり、弊社は圧倒的に知名度が足りない状況でした。広告・宣伝に投入するリソースの少なさが原因だと確信していたものの、大きな施策を打つことは困難な状態でした。そこで、私が選んだのは、SNS・EC運用(Makuake)、PR記事作成、ピッチ参加など、基本的に初期コストがゼロの施策です。未経験の分野でしたが、学びながら実行していきました。
その結果、販売開始直後、個人向けに約200個の在庫を完売させ、約400万円売り上げています。さらに法人は、約50件の契約を獲得しました。その後、顧客問い合わせが増加することを見込み、動画マニュアルを作成し大幅な業務効率化を達成しました。
株式投資に関しては、国内証券市場にて主に短期の株式取引を行っています。長期の株式投資は、現在勉強中です。短期株式取引を行うにあたっての課題は「需給を見極める」「金融政策の動きを予測する」ことです。アメリカの動向と日経平均を注意深く観察するなどの対策を行いましたが、前代未聞のコロナ下での予測は非常に困難です。基本的に政策が公開される前後には、株式を持ち越さない対策を打ち、損失を最小限に抑えることに注力しました。
会社への貢献、自分の成長に喜びを感じるとともに、ベンチャー企業の厳しさに直面
インターンシップを経験し、特に嬉しいと感じたのは、SNSで自社製品に関する情報を見かけ、「買ってよかった」との口コミを見たときです。また、インターン先の企業に対しては、貢献を数字で可視化できたことで、貢献できた実感を感じています。一方、株式投資では、利益が出ること、学びを深めることに喜びを感じます。両方を通して言えることですが、自分の中で前提条件が増え、次のステップに進んだと実感できたときには、改めて成長を実感しました。
同時に、インターンでは、ベンチャー企業のスピード感と厳しさにも直面しました。1週間前に自社内で施策提案をした内容と全く同じものが、2日後、競合他社から発表されたこともあります。スピード感のある行動の重要性を痛感しました。また、顧客目線と自社利益両方を考える大切さを改めて感じています。
e-sportsの日本市場拡大に貢献したい
直近の目標は、e-sportsの日本市場拡大に貢献することです。現状では、実力のあるアマチュアプレイヤーも、正当に評価されていません。プロ選手として生きていけるのは、ごくわずかです。だからこそ、実力のあるプレイヤーが生き残れる仕組みをつくりたいです。
また、将来的には社会に本当に必要な価値を還元できる人間を目指しています。今は、挑戦したいことがあったとしても、まず、生活するための収益を確保しなければいけません。省力化・省人化を進め、人の手間を減らした上で生活コストを下げ、誰もがやりたいことにチャレンジできるようなプラットフォームを提供したいです。
[インタビュー日:2020年10月]