
インターンシップ、ハッカソンに参加し
プログラミングの実践力を高め続ける
知識や技術だけに留まらず、自らがアイデアを生み出す発想力と
形に変える行動力の両方を磨き、自分の感性を追求し続けたい。
北九州市立大学 国際環境工学部 情報メディア工学科
本田 真久
インターンシップ、ハッカソンに参加し
プログラミングの実践力を高め続ける
知識や技術だけに留まらず、自らがアイデアを生み出す発想力と
形に変える行動力の両方を磨き、自分の感性を追求し続けたい。
北九州市立大学 国際環境工学部 情報メディア工学科
本田 真久
氏名
本田 真久(ほんだ まさひさ)
学校名
北九州市立大学
学部/学科
国際環境工学部 情報メディア工学科
学年
卒業生
卒業年
2021卒
志望業種・業界
IT・ソフトウェア・情報処理
志望職種
IT系
技術系
出身
福岡県
希望勤務地
関東
関西
学生団体
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
ものづくり、プロダクトに一直線に取り組む
私はロボットやラジオ、電子工作が好きな子どもでした。小学生の頃に訪れた大学のオープンキャンパスでは、恐竜のロボットを木で組み立て、バッテリーとモーターを搭載した経験を覚えています。中学時代の授業でも、はんだごてを使ってラジオをつくりました。そういった経験のひとつひとつが今に繋がり、プロダクト、ものづくりに対するエネルギーとなっているのだと思います。早くからやりたいことが決まっていたこと、やりたいことに向かって行動し続けてきたことが、私自身の強みです。
大学入学当初からプログラミングを学んでいましたが、授業の内容としては研究、知識が主です。そこでより実践的な力を身に付けたいと思い、大学3年からインターンを始めました。インターン先の企業選びの際に重視したのは、モノのインターネット化、IoTに携わる仕事ができるかどうかという点です。アナログなモノにデジタル要素を加え、ネットで管理できるシステムをつくりたいと考え、現在はインターン先でスマートフォンのアプリ開発などに取り組んでいます。
実践の中で不明点が見つかった際には、知識、基礎など授業で学んだ内容に立ち戻ることもあります。知識欲に対する良い刺激も受け、実践・知識の両方の良いバランスがとれていることを実感しています。
インターンを経て、アウトプットする場を求める
プロダクトの計画、スケジュール管理などに対しては、大学で勉強しているだけでは絶対にわからない部分です。特に私のインターン先は、複数の会社の人が副業として働いているため、様々な方面から知識を学ぶことができます。社会での人の動きを具体的に間近で見ることは、貴重な経験です。
また、開発自体が好きなこともあり、インターン先で学んだ知識をアウトプットする場所を求めるようになりました。そして参加したのが「トランクハッカソン」と「明星和楽」です。
明星和楽は、応募すると運営側が3人1組のチームを作ってくれる仕組みがあり、メンバーと協力し最優秀賞を獲得することができました。一方、トランクハッカソンは、大阪での開催、なおかつ自分でメンバーを集めなければいけません。周囲の友達は就活で忙しい時期だったことから、後輩と文系の友達を誘ったため、実質一人での開発です。徹夜で慌ただしくつくることは大変でしたが、危機感を持って取り組むことで大抵のことはなんとかなるのだと、学ぶことができました。
また 、2018年5月末には私を含むメンバー5人で「SPAJAM2018」の福岡予選に出場しました。私たちが開発したのはスポーツ中継を観戦しているファンをターゲットとし、応援を可視化すると共に運動不足解消にもつなげるアプリです。7月7日に箱根で開催される本選に向けて、現在も知識・技術を磨き続けています。
発想力、実行力を磨き続け、未来を描く
ハッカソンなどに参加したことで、アイデアを生み出す発想力、実行力の両方の力をつけて来られたことは、私自身大きな強みだと感じています。プログラミング自体は、意欲さえあれば、誰でも学ぶことは可能だと考えています。ただ、やはり数学的な部分やアルゴリズムなどが関係するため、ここでも私の機械学習やIoTに対する深い知識が活かせるはずです。また与えられたことをこなすだけではなく、一から考える力を磨き続けて来た経験は、様々な分野においても役立つことでしょう。
私の将来の夢は、塚本廉さんのような起業家になることです。自分が面白いと思ったことを実践する、つくりたいと考えたものをまずつくる、その部分に惹かれました。私自身、これからも多くの経験と知識を糧に、技術面と行動力の両方を身に付けていきたいです。
[インタビュー日:2018年4月]