
30名の部員全員と試合し、30分間
FBを実施、部のレベルアップに成功
主体的に組織貢献に取り組み、他者の成長にやりがいを実感、
言語化・数値化したアドバイスの伝え方を意識し自らも成長。
國學院大學 人間開発学部 健康体育学科
坂本 龍一
30名の部員全員と試合し、30分間
FBを実施、部のレベルアップに成功
主体的に組織貢献に取り組み、他者の成長にやりがいを実感、
言語化・数値化したアドバイスの伝え方を意識し自らも成長。
國學院大學 人間開発学部 健康体育学科
坂本 龍一
氏名
坂本 龍一(さかもと りゅういち)
学校名
國學院大學
学部/学科
人間開発学部 健康体育学科
学年
4年生
卒業年
2023卒
志望業種・業界
IT・ソフトウェア・情報処理
サービス・インフラ
志望職種
IT系
与えられた仕事ならなんでも
事務系
営業系
出身
東京都
希望勤務地
どこでもOK!
学生団体
硬式テニス部
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
成長意欲をモチベーションに、12年以上テニスを継続
私が頑張っていることは、小学生から続けているテニスです。高校では硬式テニス部に入部しました。しかし、週6の部の練習に取り組むだけでは、納得のいく成績を残すことができず悔しい思いをしました。
そこで、私は取り組んだのは、自主練習やトレーニングです。その結果、最後の大会の個人戦では、約70年の部の歴史の中で、最高の成績を残すことができました。例え困難な状況でも、諦めず努力することで目標が達成できることを実感しています。
私が大学入学後もテニスを続けている理由は、成長意欲です。活動における選択肢は、テニスだけではありません。しかし、私自身、テニスにはまだまだ自分の伸び代があると感じています。だからこそ自分が限界だと思えるところまで挑戦するため、現在も部活として続けています。
伸び代を伸ばすための取り組みのひとつが、自分自身の分析です。プレイ動画を撮影して後で見返したり、他の人に積極的にアドバイスを求めたりと、客観的な自己分析を行なっています。分析後は、自分の思い描く理想像とのギャップを埋めるため、練習メニューを組み立て課題克服に努めています。
夏のリーグ戦昇格を目指し、部員一人ひとりと向き合う
現在私が所属している体育会硬式テニス部の部員は、約30人です。現在、夏のリーグ戦昇格を目指し、部員一人ひとりと試合を行い、約30分のフィードバックを行なっています。団体戦では、数人が強いだけでは勝つことができません。だからこそ、部全体のレベルアップが必要だと感じました。
私にとって初めての公式戦である、1年時のリーグ戦は、40人くらいの人に応援される中、自分と仲間を信じて戦い、ギリギリのところで勝つことができました。私自身、周りの部員のおかげでここまで成長できたと思っています。だからこそ、2022年夏のリーグ戦昇格を、このチームで果たしたいとの思いが強いです。
私自身、役職には就いていないものの、エースとして部に貢献できることを考え、主将や監督に提案しました。周りの反応も好印象で「何かあれば自分たちも手伝うよ」と、協力してくれたため、すごく進めやすかったです。
1日2試合、約2ヶ月かけて全員と試合を行いました。全ての部員にフィードバックを行った上で感じるのは、今まで自分が当たり前だと思っていたことでも、他の人は知らない可能性があるということです。また、部員たちの特徴が理解できたことで、日々の練習の質が高まったことを嬉しく思います。例えば、攻め気が強く、勢いはあるが試合でミスも多い人に、テニスというスポーツの定義からポイントをとり続けることの重要性までを伝えたことで、普段の練習意識が変わりました。
何よりやりがいを感じたのは、部員たちの成長を目に見えて感じたときです。練習中に自分がアドバイスした点を意識して取り組んでいるときや、自らアドバイスを求めてくるようになったことなど、自分が進めている取り組みが部のレベルアップに繋がっていることは、とてもやりがいに感じました。 また、アドバイスにおいても、言語化・数値化した伝え方を意識したことで、私自身のスキル向上にもつながっています。
主体的に、組織に貢献できる方法を考え続けたい
私がこの経験で学んだのは、明確な役職がなくても組織に対して主体的に貢献することで、やりがいが得られるということです。自分自身の成長と同じくらい、もしくはそれ以上に人が成長することは、やりがいに感じられると気づきました。
現在、私以外の同期が7人いますが、そのうち6人は役職に就いています。自分だけ何もしていないと居心地の悪さを感じたことで、自分なりの貢献方法を考えるようになりました。結果的に、役職に就かなかったことが、私を成長させてくれたと感じています。
社会人になったとしても、すぐに明確な役職が与えられるわけではないでしょう。ただ、どうすれば組織に貢献できるかを考え続けることで、組織自体も活発になっていくと思うため、役職の有無は関係なく、主体性は大事にし続けたいです。
また、将来的には、顧客や社内外の人など、多くの人から尊敬される大人になりたいです。そのためには、人よりも多く努力すること、人のために献身的に働くことが重要だと考えます。現時点から意識して、社会人の土台を作り上げていきます。
[インタビュー日:2021年12月]