
難関大手外資系IT企業採用試験に最年少合格、
同意と同調の力を発揮し、知識や接客を習得
競泳とアルバイトの経験から継続力・忍耐力に加え、経験則に
よる知識を周囲にシェア、同時に新しい概念を積極的に学ぶ。
成蹊大学 経済学部 経済経営学科
佐藤 悠生
難関大手外資系IT企業採用試験に最年少合格、
同意と同調の力を発揮し、知識や接客を習得
競泳とアルバイトの経験から継続力・忍耐力に加え、経験則に
よる知識を周囲にシェア、同時に新しい概念を積極的に学ぶ。
成蹊大学 経済学部 経済経営学科
佐藤 悠生
氏名
佐藤 悠生(さとう ゆうき)
学校名
成蹊大学
学部/学科
経済学部 経済経営学科
学年
4年生
卒業年
2023卒
志望業種・業界
IT・ソフトウェア・情報処理
サービス・インフラ
メーカー
商社(専門・総合)
銀行・証券・保険・金融
志望職種
IT系
事務系
営業系
販売系
出身
東京都
希望勤務地
関東
学生団体
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
社会人と難関大手外資系IT企業採用試験に応募
私が今、最も力を入れていることは、外資系IT企業でのアルバイトです。学生の採用が難しいと言われている中、社会人の方々と一緒に面接を受け、採用されました。
働きたいと思った理由は大きく3点です。まず、同企業が主催するワークショップに参加し、製品の使い方を教えてもらった際に、社員の方が魅力的だと感じました。
次に、私は3歳から高校3年まで水泳の世界にいたこともあり、気をつけてはいたものの、体育会系の考え方に染まっていた部分があります。そこで真逆ともいえる、外資系のフランクな世界に触れたいと思いました。
最後は、大学1年時のゼミ教授の言葉です。4年間どう過ごすのかを考えるきっかけになり、遊んで過ごすよりも企業や社会に求められるキャラになりたいと思いました。
私が採用された理由は、グループディスカッションで受け止める力を発揮できたことだと推測しています。最初は顧客サービス部門に配属され、修理などの受付とお客様との関係改善を担う部署に勤めました。お客さまの気持ちを汲み取り、同調し、解決策を提示したり意見を伝えたりするため、自分の強みが発揮されていると感じます。
スキルを高めるため奮闘、得た知識をシェア
最初の勤務地は、銀座です。土地柄ご高齢の方も多く、最初は知識不足に加え、言葉づかいで迷惑をかけることもありました。私が選んだ改善策は、振り返りノートです。今も続けていることですが、毎日の対応の記録をノートに書き、新たな発見や反省を書いています。
最初は、お客さまのクレーム対応に戸惑うこともありましたが、メンタル面が鍛えられ、今は、自ら手を挙げ率先して対応しています。動じることがなくなり「どんどん私に振ってください!」と言えます。
またお客さまの高い期待値を超える接客の仕方についても、身につけることができました。業務内容や企業の取り組みを通して、学ぶ立場からシェアする立場になれたことを嬉しく思います。その企業が体現する価値観と、ダイバーシティやコンピテンシー、カーボンニュートラルなど、今世界が取り組もうとしていることは、とても近しいと感じます。だからこそ、新しい概念について学び、実際に経験できる環境に身を置くことで、ほかの学生と比べ、最先端に触れているとの感覚は常にあります。
幼い頃から競泳を継続、忍耐力を身につける
もうひとつ、私が力を入れてきたことは競泳です。3歳から始め、小学1年から選手クラスに入り、週5回のペースで練習を重ねました。中学・高校時代は、週7です。その後、中学1年後半でより高いレベルのクラブチームに移籍し、高校3年のインターハイをひとつの区切りとしました。現在は、大学の部活に参加し、競泳自体を継続しています。最高記録であるインターハイ7位、そして当時東京都中学新記録を塗り替えたことは、今でも印象に残っています。
パフォーマンスを最大限発揮するために、イメージトレーニングや体調に合わせた食事の取り方など、コンディションづくりに力を入れました。プレッシャーに関しても乗り越えるよりも、うまく付き合ってきた印象です。現在は、高校時代と比べ練習量が減っている中、いかにタイムを出すか、ワクワクする気持ちを高め、プレッシャーに打ち勝っています。
競泳が嫌になった時期もありましたが、競泳には、ジュニアオリンピック出場など、さまざまな目標があります。努力すれば達成できるステップがあったからこそ、競技として取り組み続けられたのだと思います。競泳を通して、特に鍛えられたのは忍耐力と継続力です。すぐに求める結果が出ないときも、正しい方向性の努力を続けていれば、いずれ結果が出ると考えられるようになりました。また、自分が学んできたことを自分に生かすのではなく、後輩や周囲に影響を与えられることは、とても大きな学びだと思っています。
日々アンテナを張り、情報収集に力を入れたい
今、私が描く将来像は、人のためになる仕事をすること、そしてどちらかといえば忙しく過ごす人になることです。私は高校時代には水泳と勉強の両立、大学1年時には外資系IT企業でのアルバイトと対面授業と、休む暇がないスケジュールをこなしてきました。今はオンライン授業になり、少し余裕があるものの、逆に時間に余裕が生まれると、もったいなく感じてしまいます。
実際に社会人として働くようになれば、プライベートが欲しいと思うかもしれませんが、現段階では日々アンテナを張り、情報収集を重ね、積極的に動く大人になりたいです。
[インタビュー日:2021年9月]