
ボランティアサークルに所属、活動を
通じ人の行動、変化のきっかけを提供
幅広い年代が参加する体験活動支援を通じ、適切な言葉や表情を
意識、細やかな気配りと安全性に対する責任感の元、対応。
東北福祉大学 総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科
高橋 奏太
ボランティアサークルに所属、活動を
通じ人の行動、変化のきっかけを提供
幅広い年代が参加する体験活動支援を通じ、適切な言葉や表情を
意識、細やかな気配りと安全性に対する責任感の元、対応。
東北福祉大学 総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科
高橋 奏太
氏名
高橋 奏太(たかはし そうた)
学校名
東北福祉大学
学部/学科
総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科
学年
4年生
卒業年
2023卒
志望業種・業界
IT・ソフトウェア・情報処理
メーカー
商社(専門・総合)
広告・通信・マスコミ
銀行・証券・保険・金融
志望職種
与えられた仕事ならなんでも
出身
宮城県
希望勤務地
東北
学生団体
松島カウンセラーズ
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
ラグビー部に所属、キャプテンとしてチームを統括
中学までは野球部に所属し、高校入学と共にラグビー部に入りました。体力に自信があったこと、高校から横一列のスタートで始められる競技だと思ったことが、私がラグビーを選んだ理由です。半年ほどでレギュラーを獲得しましたが、周りは3年生が多く、体格差を痛感しました。そこで、体をつくり、自分の基礎力を高めるため、トレーニングに力を入れ、約15kgの増量に成功しました。
また、最終学年ではキャプテンに就任し、部員をまとめる経験をしています。私が取り組んだことは、一人ひとりと向き合い、話を聞くことによる、チーム全体の底上げです。これまで話す機会が少なかった下級生とも対話の機会を設けたことで、自分たちだけでは思いつかないアイデアも出てきました。
私たちのチームは、部員が一丸となったことで、県大会ベスト8の成績を残しています。この経験から、自分一人で何もかもを背負うのではなく、必要に応じて周囲の力に頼る能力を養うことができました。
ボランティアサークルに所属、活動を支援
大学1年4月より、宮城県から委託されているボランティアサークル「松島カウンセラーズ」に所属しています。活動内容は、主に「松島自然の家」で行われる体験活動の支援です。工作やキャンプなど内容も幅広く、小学生からお年寄りまで幅広い年代が参加します。だからこそ、言い回しや表情などにも気を配り、参加者をまとめる能力が必要だと痛感しました。
経験を積んだことで、臨機応変な対応、柔軟な考え方などを鍛えることができたと感じています。また、高校時代、キャプテンとしてさまざまな部員と向き合い、話した経験も、今に生きています。
私の現在のアルバイト先であるドラッグストアは、高齢者の方の利用が多いです。ボランティア経験を通して、言葉づかいや抑揚、表情を意識し、相手にとって気持ちのいい対応ができるようになってきました。
参加者に行動のきっかけを与えることを目指し、指導
参加者に対し「参加してよかった」と思ってもらうため、私が必要だと感じたのは、成功体験です。特に小学生にとっては、挑戦するきっかけにつながるように、そして高齢者の方にとっては、今後の可能性を再確認してほしいとの思いがありました。
新しいことに挑戦するにあたり、プラスとなる原動力は重要です。1回の体験だけで、考え方が変わることはないかもしれません。しかし、活動を通して、参加者に何かのきっかけを与えるため、一役買うことができればいいなと思いつつ、活動に参加しています。
活動を通じて、改めて気づいたのは、子どもの吸収力と成長スピードです。最初は、内向的だった子どもが、体験を通じて、活発になる姿を何度も目にしました。決して、内向的であることが悪いわけではありません。しかし、複数人で何かに取り組むにあたっては、内向的要素が障壁になりかねません。だからこそうちに秘めた能力、新しい自分を気づかせることに対し、私自身がやりがいを感じ、取り組んでいます。同時に、子どもたちのエネルギッシュさは、私も見習いたい部分です。
活動を通じ責任感を強化、楽しさと共に安全面を意識
活動を通して、私の中に芽生えたのは、責任感です。特に小学生にとっては、刃物や火器の使用、力仕事は、危険と隣り合わせです。ケガや事故につながる可能性もあるため、丁寧に使い方を教えつつ、“安全に活動を終える”ことに対し、最新の注意を払っています。子ども時代の経験がトラウマになってしまうことのないよう、楽しい思い出がつくれるよう、安全に関する責任感は、とても強くなりました。
私がボランティアを始めたきっかけは、先輩から誘われたためです。しかし、回数を重ね取り組むにつれ、いろいろな人から刺激を受けて、人の役に立っている実感が湧くようになりました。今では、ボランティア活動を通し、人の将来につながるような機会の提供がしたいと考えるようになっています。
住宅メーカーに就職し、長期的に寄り添う関係を築きたい
私は、これからの人生において、感謝され続ける人材でありたいと考えています。具体的な就職希望先は、住宅メーカーです。住宅は、多くの人にとって、一生の買い物です。だからこそ、ご家族の一生に寄り添い、幸せを提供できるよう、これまで磨いてきた責任感や柔軟性を発揮し、相手の要望を聞いた上で提案できる社会人を目指しています。
また、ボランティア活動では、一時的な関係性のみでしたが、仕事を通じて、長期的に良好な関係を築くことが理想です。だからこそ、多角的な物の考え方と、広範囲にアンテナを張ることを意識していきたいです。
[インタビュー日:2021年11月]