
夢を追いかけ声の世界で活躍、積極性
と行動力でオンラインサービスを確立
アナウンサーを夢見て転学、番組アシスタント、司会業で活躍、
休校中の生徒に向けたオンラインサービスの立ち上げに成功。
四国学院大学 文学部 人文学科
子川 冬実
夢を追いかけ声の世界で活躍、積極性
と行動力でオンラインサービスを確立
アナウンサーを夢見て転学、番組アシスタント、司会業で活躍、
休校中の生徒に向けたオンラインサービスの立ち上げに成功。
四国学院大学 文学部 人文学科
子川 冬実
氏名
子川 冬実(こがわ ふゆみ)
学校名
四国学院大学
学部/学科
文学部 人文学科
学年
3年生
卒業年
2022卒
志望業種・業界
IT・ソフトウェア・情報処理
広告・通信・マスコミ
志望職種
事務系
専門系
出身
徳島県
希望勤務地
関東
学生団体
TABIPPO(学生団体)、
メサイア音楽
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
アナウンサーになる夢を追いかけ転学を決意
私は6歳の頃から、アナウンサーになる夢を追いかけてきました。放送部経験者の父からアナウンサーとしてのスキルを学び、毎年学校代表としてコンテストに出場しました。
中学受験を経て入学した進学校は部活動がなく、このままでは夢が遠のいてしまうのではないかと思った私は、高校2年時の夏に転学を決意します。
転学先の高校も進学校でしたが、すぐに放送部に入部し、学業と部活を両立する日々を送りました。途中入学にもかかわらず副部長になり、徳島県代表として放送大会の全国大会にも出場をはたしました。
さらに嬉しかったのは、NHK徳島放送局から出演のオファーをいただいたことです。夕方のニュース番組では、アシスタントとして活動しました。番組出演をきっかけに司会業のお仕事をいだたくようになると、さらに声の仕事の幅が広がっていきました。自分の信念を貫き、転学を決断して本当に良かったと感じています。
自分の声が活躍する場を広げ、オンラインサービスの立ち上げに成功
大学入学後も、放送に関する活動は精力的に続けてきました。ナレーションの仕事以外にも自分でラジオを始めると、徐々にファンが増えていきました。経済に特化したニュースチャンネルのため、ベンチャー企業の方々との接点を得たことは大きな収穫です。会社のPR動画のナレーションや共同ビジネスなど、次々と素敵な機会をいただだき、自身の成長につなげることができました。
放送以外で興味を持っているのは、ビジネスの分野です。英語教育専攻ということもあり、大学3年時には、コロナで休校になった児童生徒を対象としたオンライン授業サービスを開始しました。
開始当初は、とにかく認知度を高めることが大変でした。しかし、積極性は私の大きな強みです。ビラ配りやプレスリリースを発信以外に複数の新聞社に直接電話するなど、とにかく思いついたことを行動に移しました。
大学生が立ち上げたサービスという新しさが大手メディアの目に留まり、記事として取り上げられると認知度はいっきに高まりました。現在は小学生だけでなく、中学生や医学部志望の高校生まで利用者の幅が広がっています。実際にサービスを受けた方々が満足し、次も利用したいと言ってくださったときは本当に嬉しかったです。
サービスを提供する中で、私は子どもたちの可能性の高さを実感しました。実際の社会では、成績の優劣が生徒の評価につながることも少なくありません。しかし、子どもたちは、挑戦しだいでいくらでも伸びる可能性を秘めていると考えます。その可能性を伸ばすためには、親や学校といった周囲の環境が、子どもにどう働きかけるかが最も重要だと感じました。
そのためにも、勉強そのものをおもしろいと思ってもらうことを第一にサービスを展開しました。生涯を通して学ぶことのできる教育は、決して一過性のものではありません。教育を楽しいと思えれば、人生そのものが変わるのではという考えがサービスの主軸です。今回のオンラインサービスにより、児童生徒にそのきっかけが生まれることが、私の目標であり喜びでもあります。
今の自分ができることを大切に、幅広い視野で前進
オンラインサービスを通し学んだのは、自分自身が行動し社会に働きかければ、必ず人の役に立てるということです。年齢や居場所に関係なく、今できることを考え実践することが、何より大切だと身をもって実感しました。
大学のある香川県とインターン先の大阪府を行き来していることも、自分の居場所にとらわれないというポジティブな発想につながっていると考えます。地方と大都市それぞれの側面を見ることで「地方だからできない」ではなく、「地方だからできること」に着目するようになりました。地域の方々と接する中で得る知識も多いため、地域交流も積極的に行っています。
オンライン・オフライン共に、大切なのはお互いの信頼関係を築くことだと考えます。両方体験したからこそ、信頼関係の先に実際の利益やステップアップがあるのだと知ることができました。
「自分」というブランドを確立し社会に貢献したい
将来は、放送だけではなく幅広い分野に精通した人間になりたいです。特に、人々の思考や行動に大きな影響を与えるメディアは興味深い分野です。
決して他では代わりがきかない人材となり社会に貢献することが、自分の大きな喜びにつながるのではと感じています。そのためにも、多くの人々と関わりながら常に学ぶ姿勢を忘れず、自己を確立する努力を続けていきたいです。
[インタビュー日:2020年8月]