高校生の時に始めた路上相談で、
年間200人以上の悩みを解決する

悩みの多くは些細なズレから派生していると気づき、
携わるお野菜大学で農業を通じて問題解決の活路を見出す。

京都産業大学 法学部 法律学科

村上 健

氏名
村上 健(むらかみ たけし)

学校名
京都産業大学

学部/学科
法学部 法律学科

学年
卒業生

卒業年
2016卒

志望業種・業界
IT系
サービス
商社

志望職種
企画系
営業系
販売・サービス系

出身
大阪府

希望勤務地
関西

学生団体
お野菜大学

タイプ

リーダー型

知識収集型

クリエイティブ型

ボランティア型

逆境体験あり営業経験ありインターン経験あり

引きこもりになったことで、世の中の常識を疑うようになる

中学時代、いじめられていた私は無理やり学校に行かされることのしんどさから、さまざまな思考が広がっていました。学校に行っても、いじめられるだけ。家や塾でも勉強はできるのに、なぜ学校に行く必要があるのか。学校に行かせようとするだけで、原因を探ろうとしない親や教師に、私は疑問を抱きました。
学校へ通うにも合理的な根拠を求めていた私は、あらゆる本を読み、膨大な情報を蓄えるようになります。得られた知識から自分の抱いていた疑問を1つひとつ解消し、納得してから学校に復帰しました。私の行動には、再びいじめに遭わないため、知識で武装することで自分を守るという意識もあったと思います。
そのことがあってから、私は世の中にはびこる常識や問題の根幹を追求していくようになりました。
この頃に蓄えた常識は、高校2年生の時に参加した人材系企業の路上相談活動に役立ったと思います。100のお題からランダムに相手が選び、それに応じて質問や悩みに答える。毎年200人以上の相談や疑問に答え、今まで得た知識を駆使して相談の解決に役立つことが楽しみになっていました。そのやり取りを続けるなかで、それぞれが抱える問題に共通した構図が存在することに気づきます。相談内容のほとんどは、根本にある個人の捉え方のズレによって派生したものでした。1つの些細な問題がさまざまな要素によって歪められ、別の問題にすり替わり、問題の本質とは違うところで、人々は悩んでいたのです。
あらゆる社会問題は、些細なズレから起きている。ズレをどう埋め合わせていくのかが、生涯をかけた自分の課題であると思った私は、さまざまな方法を模索していきます。お野菜大学と関わりを深めたのも、その流れでした。
 

地元の人と、共に野菜を作り上げていく

大学2回生の時、友人が起こしたパーティなどでビュッフェを提供するケータリング事業に参加した私は、年100件、月平均10件の仕事をこなすなかで、多くの人脈を作り上げることができました。飲食店や農家といった食に関する人脈を、この事業で築き上げたことが、その後行動を共にする「お野菜大学」の運営にも活かされていると思います。

お野菜大学

この団体は、滋賀県を拠点に大学生が農業に従事しています。代表は活動の性質上、農家との繋がりは強いという特徴があり、知人を介して知り合った私は、彼に興味をそそられていました。
彼と話し合い、農業に対する想いに共感した私は、お野菜大学に協力する形で団体の活動に従事していくようになります。しばらくは手伝うだけでしたが、彼や団体に関わる人たちと触れ合うなかで、共に野菜を作り上げていくことに喜びを感じるようになっていました。収穫した野菜は、地元飲食店に買ってもらったり、市場で販売したりしています。
滋賀県の土壌は野菜が育ちにくい特徴をもっているため、自分たちが滋賀で農業に取り組み、実際に収穫まで行っていることで、地元の農家や飲食店からも期待を寄せられています。営業で飲食店へ訪問すると、地元の野菜を使いたいのでぜひ売ってほしいと声がかかりました。今まで滋賀で収穫されていなかったものが欲しいという要望をもらうこともあり、それに応えるべく実験や開発をしています。実際に、いくつかの野菜は生産化にこぎつけ、さまざまな飲食店に買っていただきました。
 

世の中の問題は、全て根幹は同じ

今年度から、各地の大学にも団体の支部が誕生し始めています。団体規模の拡大に伴ってケータリング事業を離れ、団体へ本格的に関わっている私は現在、主に飲食店への交渉や各支部のメンバー管理を行っています。メンバーの多くは去年まで高校生で、なかなか自分たちから発言したり、行動したりすることがありません。誰もが意見を言いやすい環境を作り、自ら考えて行動できる人材をこの活動を通して育て上げることが、現在の目標です。
また私は、お野菜大学を通じて、農業が今の地域社会において大変意味のあるものだと感じています。コミュニティにおけるさまざまなトラブルも元を辿れば、近所付き合いといった些細な人間関係に行き付くことが多いのです。農業という営みの中では、そうした小さなズレを合理的に解決している姿が見受けられます。
世の中に存在する問題の多くは、歪みによって事実が屈折して派生したもの。私がそれに気づいたのは、路上活動で数多くの疑問や相談を解決してからでした。そして、現在はそこに浮かび上がった根幹部分へのアプローチとして、農業に活路を見出しています。
いずれは、地域や個人が抱える問題を根底から解決できる仕事に携わりたいと思っています。

[インタビュー日:2015年5月]

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