
明確な目的と組織の共通意識に注目、
ゼミ活動において社会人基礎力を得る
特に少人数の組織において個々の意見を引き出し、方向性を
まとめる力を発揮、積極的発言と共に周囲から信頼を得る。
近畿大学 経済学部 総合経済政策学科
岡田 碧斗
明確な目的と組織の共通意識に注目、
ゼミ活動において社会人基礎力を得る
特に少人数の組織において個々の意見を引き出し、方向性を
まとめる力を発揮、積極的発言と共に周囲から信頼を得る。
近畿大学 経済学部 総合経済政策学科
岡田 碧斗
氏名
岡田 碧斗(おかだ あおと)
学校名
近畿大学
学部/学科
経済学部 総合経済政策学科
学年
4年生
卒業年
2021卒
志望業種・業界
業種・業界は問いません
志望職種
与えられた仕事ならなんでも
出身
大阪府
希望勤務地
関東地方, 関西地方
学生団体
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
サッカー、バスケを経て柔道部へ。黒帯を取得
高校時代に特に私が力を入れたことは、部活動です。小・中学生ではサッカーに取り組んできましたが、新しいことを始めたいと、高校からはバスケ部を選びました。当時の主な目標は、受験勉強による受験太りの改善と体力をつけることです。その結果、1ヵ月で10キロの減量に成功しました。しかし夏に手首を骨折し、休部したことをきっかけに部活を退部、その後、新たに柔道部に入りました。柔道部を選んだ理由は、プロレスが好きだからです。同じ格闘技系列の中から、柔道を選びました。しかし、柔道は全くの初心者であり、今まで私が取り組んできた球技とは、使う筋肉も必要な筋肉も大きく異なります。1番下の立ち位置からスタートし、体を鍛えたり柔道に向き合う上での考え方を学んだりしていきました。
活動の中で、特に印象に残っているのは、目標としていた黒帯を取得できたことです。自分の努力に対する結果が出たことを大変嬉しく思います。
ゼミ活動を通して、社会人基礎力獲得を目指す
現在は、社会人基礎力を身につけるために、ゼミ活動に注力しています。大学2回生のゼミ選択の際には、自分の興味の有無ではなく、自分のためになるゼミ、役に立つゼミに入ることを選びました。主な内容は、地域活性化と経済学を組み合わせた講義とグループワークです。個性豊かな仲間たちと共に、学ぶことの多い環境に身を置いています。
特に印象的な活動は、福島県川俣町の活性化の取り組みです。避難解除されたばかりの地域に足を運び、フィールドワークを通じて、どのように地域を活性化させるかといった提案を行ないました。難しいと感じたことは、25人以上が共通の意識を持ち、取り組むことです。また、人によって、またタイミングによってもモチベーションが変わることや、毎回全員が揃っている状態ではない上での情報共有にも苦労しました。さらに、情報は単に共有するだけでは意味がありません。共有した上で、いかに自分の考えに落とし込むかが重要だと、活動を通じて気付かされました。完全に克服できたわけではなく、現在進行形で取り組んでいる課題です。
経験を踏まえて得た私の強みは、特に少人数での活動の際に力を発揮できることです。複数の人から意見を求め、自分の理解に落とし込んだ上で、多様な意見をまとめることができました。
ゼミ活動では、学びや行動を通じて知識や経験を得ることが多く、得た能力を具体的数字で示すことは困難です。しかし、インターンシップのグループワークにおいて、積極的に発言できたことは、日々の経験の積み重ねによるものだと感じます。目に見えにくいものではありますが、自分自身の成長を感じています。
セレッソ大阪のインターンシップに参加
小学生の頃はセレッソ大阪のサッカースクールに通っていたことから、セレッソの仕事に興味がありました。大学1年次にインターンシップに応募したときには落選の連絡をもらいましたが、3年になり改めて申し込んだときには合格することができました。グッズ担当者となった私が特に力を入れたことは、グッズ販売です。並べ方、見せ方によって売り上げが変わるとの話から、顧客目線を意識し、改善と売り上げ向上に向け取り組みました。
ゼミ活動やインターンシップを通して学んだことは、目的意識を持つ大切さです。何かを始める際には、あらかじめ目的を定めているときとそうではないときでは、終了までのスピードが大きく異なることがわかりました。目的、目標を明確にした上で共通意識を持ち、取り組む必要性を感じたことで、日々の行動にも役立てています。
自分自身や今まで関わりを持った人たち全てを幸せにしたい
将来の希望業種、職種については、現段階では、明確に決めていません。幅広く探している最中です。働き方としての私の理想は、本質を捉えながら仕事をすることです。他の人との差別化につなげつつ、さまざまな課題を解決し、自分や自分の周囲の人を幸せにできるような仕事に就くことを目指しています。
[インタビュー日:2020年3月]