試行錯誤の果てにたどり着いた、
塾講師におけるひとつの到達点

幾つかの挫折を乗り越えることで見えてきた、
仕事のやりがいと将来自分のあるべき姿。

法政大学 経済学部 現代ビジネス学科

関野 彰久

氏名
関野 彰久(せきの あきひさ)

学校名
法政大学

学部/学科
経済学部 現代ビジネス学科

学年
卒業生

卒業年
2018卒

志望業種・業界
サービス・インフラ
メーカー
商社(専門・総合)
広告・通信・マスコミ
銀行・証券・保険・金融

志望職種
事務系
営業系
専門系

出身
東京都

希望勤務地
関東

学生団体

タイプ

リーダー型

知識収集型

クリエイティブ型

ボランティア型

リーダー経験あり英語話せますインターン経験あり

塾の授業はプレゼンそのもの

私は大学に入ってすぐ、塾講師のアルバイトを始めました。小・中学生に教える経験を積む中で気がついたのは、授業がある意味、「プレゼンテーションである」ということです。よりわかりやすい指導を行うためにも、約3年間、常に鍛錬を行ってきました。プレゼンだけは誰にも負けたくないと思っていますし、また負けないという自信もあります。
私はもともと、人前で話すことが得意ではありませんでした。小学生の時に卓球部の部長だったのですが、引退時に下級生に向けたスピーチで大失敗をやらかしてしまい、それが自身にとってのトラウマになります。以来、コミュニケーションの能力自体は、ほとんど向上しないままでした。
大学生になり、アルバイトをしなくてはと思った時、自分を変えるために、人前で話す能力や、また語彙力を鍛えられる職場を探します。見つけたのが、自分を大きく変えることとなる「塾講師」という仕事でした。

創意工夫で講師の道を極めてい

私に与えられた仕事は、大きくわけて3つでした。授業、教師および生徒のまとめ役、そして相談役です。
講師として授業を実施し、生徒の成績を向上させることは基本です。加えて、休んだ生徒への連絡、授業内容を明確に伝えるノートを提示するなど、親御さんにも納得してもらえるサービスを提供しました。また、授業外での対応、クラスの運営なども担当します。さらには、ストレス発散を含めたメンタルケアやタイムスケジュール管理など、勉強の障害となる事柄を取り除くことも私の仕事で、単に教えるのみにとどまらない、幅広い業務への対応力が必要となりました。
現在勤務している塾は、実はふたつ目の職場です。ひとつ目の職場は、入って間もなくして辞めてしまいました。恐らく、私の未熟さと能力不足が原因だったのだと思います。次の塾を見つけたときは、前回の反省も踏まえ、より主体的に動こうと思いました。そして勤務開始から数ヶ月がたった時、クラスをひとつ任せられます。私はそこで、やるからには「学生アルバイト」ではなく、しっかりした責任を持つ必要があると思いました。そして、一人前の講師の自覚を持って生徒に教えようと誓いました。
授業をするにあたって、私はいくつかの決まり事を自分に課しました。これは、授業を円滑かつ効率的に進め、ひいては生徒の成績を上げるためでした。
まず念入りに行なったのが前準備です。授業前のルーティンプロセスを、自分なりに構築したのです。まず、授業で使用する全ての教材に念入りに目を通し、また授業開始から終了まで5分刻みでスケジューリングを行います。生徒の集中力を高める時間と緩める時間、板書の時間、理論の説明と実際に問題を解かせて解説する時間を巧みに組み合わせるように頭のなかでシュミレーションし、規定時間に収まるよう調整しました。

言葉選びの大切さを知り喜びを感じる

生徒への言葉の選定は、私が最も気を使ったことのひとつです。特に集中力を高める時間と理論説明や解説の時には、難解な単語を極力使わないよう、分かりやすい言葉を前もって用意するようにしました。塾に来る生徒には、学年の幅があるため、各学年に対して言葉の難易度を変える必要があったのです。
言葉選びを慎重にしたことで、嬉しい変化がありました。私が言葉を選んでいることが生徒にも伝わるようになったのです。以前ならば「難しくてわからない」で止まっていた彼らの思考が、「難しいけど理解できる」に変化していきました。少し分かりだすと、勉強は面白くなっていきます。少しずつ難しい問題にもチャレンジするようになり、勉強に対する苦手意識が取り除かれていくのが分かりました。クラスの雰囲気もガラリと変わり、質問をたくさんしてくれるようになりました。さらに、応答のテンポがスムーズになるなど、相乗効果がたくさん生まれました。
これらを毎回の授業で行うのは大変でしたが、授業の進行は間違いなく円滑に進むようになりました。またそれによって、以前ならば足りなかった授業の時間にも余裕が生まれました。空いた時間に追加の演習時間を組みこむと、生徒の成績はより向上しました。

クオリティの高いゲームを求める

実は、私は筋金入りのゲーマーです。そして、ゲームをやっていたからこそ見えてきた将来もあります。たとえば、バーチャルリアリティの世界。中学の時、私を夢中にさせた小説があったのですが、それは自分の体がその世界の中に入り込むような、まさに臨場感に満ちた作品でした。私は、それを作りたいと思いました。また、人の役に立つロボットを世に送りたいとも考え、理系学部に進学しました。ところがそこで高い壁が待っていました。大学における数学は、私の想像を超えて歯が立たず、大学を変わらざるを得なかったのです。挫折自体は、小学校のころから何回も味わってきましたが、これは私の人生史上最大の挫折でした。
ただ、何回か味わった挫折も、今の仕事に活きていますし、今後の糧にも必ずなると私は信じています。私の夢は、面白いゲームを「売る」ことに特化した会社を設立することです。ゲームの面白さを様々な切り口から評価し、有名・無名にかかわらず世界に広く宣伝して売りたい。さらに投資をし、面白いゲームを作れる会社が健全に長く続くようにしたいと考えています。また利益は当然必要ですが、時には利益を度外視しても真に良いものを作れる、業界の背中を押せるような会社を作りたいと思っています。
進路を変更したことで自分の将来像は大きく変化しました。今は経済学部に通い、自分の適性を見つめなおしているところです。それをしっかりと考え直したうえで、未来への新たな一歩を歩んでいきたいと思っています。

[インタビュー日:2015年10月]

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