山形の魅力を国内外に発信するために
さまざまな活動を精力的に行う

地方の可能性を多くの人に伝えるべく「不可能を可能にする」を
モットーに地域と世界を橋渡しする活動を展開。

山形大学 理学部 数理学科

高橋 幹佳

氏名
高橋 幹佳(たかはし まさよし)

学校名
山形大学

学部/学科
理学部 数理学科

学年
3年生

卒業年
2018卒

志望業種・業界
業種・業界は問いません

志望職種
与えられた仕事ならなんでも

出身
山形県

希望勤務地
どこでもOK!

学生団体

タイプ

リーダー型

知識収集型

クリエイティブ型

ボランティア型

リーダー経験あり海外経験あり英語話せます

悔いを残した中国渡航

浪人時代に出会った予備校講師との出会いから、国際交流に関心を持ちました。「海外の学生をもっと自分の目で確かめたい」と思い、大学1年の夏休みに、大学の学生大使派遣プログラムを利用し、中国に渡航します。そして、現地の学校で1ヶ月間日本語の先生として、学生に語学を教えました。教師を志していたこともあり、期待を持って授業に臨みましたが、自分の指導力のなさから自己嫌悪に陥ります。何より、海外の学生は、自分の生まれ育った国についてよく知っており、魅力について胸を張って言うことができるのです。しかし、私は「山形の魅力は何だい?」と聞かれても、何も答えられませんでした。答えられない私を見て困惑する表情だった彼らの姿が忘れられません。
その経験は「何もできなかった」と歯がゆい思いとなる一方で「これまで気づかなかっただけで、山形には、こんなに素晴らしい場所があるのか」という新鮮な驚きと発見を得ることができました。そして、私は山形県にしかないものや日本らしいものを自分の言葉で発信していこうと決意します。
そして、1年生の春休みに再度中国へ渡航しました。2度の渡航で得た気づきは「たとえ自分が大好きで一所懸命やったことでも、心を動かされる人がいなければ、独りよがりな自己満足でしかない」ということです。普通の大学生である私が人に喜んでもらうことなど難しいことだと思いました。しかし、実際は自分の生まれた場所の魅力を話すと目を輝かせてくれる海外の友人たちがいたのです。その時に、それまで「自分ベース」で考えすぎており、貢献できる力がほしい。そう思うようになりました。今、私ができることは、生まれ育った場所の魅力を世界中の人に伝えて、人に喜んでもらい、幸せにすることです。「自分が何をしたいか」はもちろん大事ですが「私に何ができるのか」という第三者目線に立ってものごとを考える大切さに気づきました。
 

地元の良さを発信することで、印象を残す

海外への長期間滞在など経験を重ねるにつれて「今までの経験を誰かに対して還元していきたい」という意識が芽生えました。そして「日本人として、山形で生まれ育った人として、周囲にいる人たちに何ができるだろうか」と日々頭を悩ませていたのです。そんな時に見つけたのが、内閣府が運営する次世代グローバルリーダー事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」の募集でした。

シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ

この事業は、全国各地多様なバックグラウンドを持った選りすぐりの大学生が参加します。そして、船に乗って各国を巡りながら、世界各地から集まった外国青年とディスカッションや文化交流。有識者によるセミナーや参加者による自主活動企画、ワークショップ主催などを行います。直感で「おもしろそう!」と思い応募しました。
無事に選考を突破しましたが、事前研修で愕然とします。参加学生は、皆さん強い意志を持ち積極的に発言しており、心から何かを「好きだ!」「楽しい!」と思えるものを持っていたのです。自身に満ち溢れている彼らを目の当たりにし、不安に思うと同時に「こんなにおもしろい人たちと船上で過ごせるのだから、自分自身も何か爪痕を残したい」という決意がみなぎりました。
そして「自分が価値提供できるものは何か」と考え、真っ先に思い浮かんだものは、山形の魅力を発信することだったのです。山形発の世界的ベンチャー企業「スパイバー」へ取材し、その成果を船上でプレゼンしたり山形の民謡舞踊を皆の前でパフォーマンスしたりしました。また、「ジャパンナイト」という交流イベントでは、協賛頂いた山形の日本酒やお菓子をふるいました。
 

首都圏と地方の学生における機会格差。その先へ

キャンパスを飛び出し、活動の場を全国に広げていくにつれ、首都圏と地方の大学生に間に大学生活に対する目的意識から何かにチャレンジする機会など格差があると感じました。首都圏には、チャンスもお金も何もかも集まっています。そのため、学生のうちから大人と真剣に向き合える機会が豊富に揃っているのです。しかし、私の住む山形県にはそういった環境はほとんどありません。そのため、地方学生に共通していることかもしれませんが、首都圏の学生たちと自分自身の置かれている環境を比べコンプレックスを感じることもありました。
そこで、私は「地方の学生でも十分に結果は出せるし、活躍できる」ということを自ら示したいと思いだしたのです。そんな時に見つけたのがRed Bull社が主催する『Red Bull Can You Make It?』というプロジェクトでした。

Red Bull Can You Make It?

これは、エナジードリンクのみを使い物々交換をしながらゴールを目指し欧州を旅する大会です。早くゴールするだけでなくSNSでの「いいね!」数なども審査対象になります。

3人1組のチームで動画をインターネット上にアップするだけで、参加エントリーが可能でした。そこで「参加すれば楽しいし、エントリーも簡単で私たちにもできる」と思い、大学の先輩2名とチームを結成したのです。しかし、予選突破は容易ではありません。日本代表として本選に参加できるのは、エントリー全122チーム中3チームだけです。インターネット上での投票数が上位から順番に決まるため、学生数が少ない地方で勝ち抜くのは困難だとされていました。世界的に有名な飲料メーカーの大会という影響力から地元マスコミにも多数取り上げて頂いたのです。
普段からメディアで多数取り上げられるような有名大学生チームが上位を占めていました。応援のお願いに人や企業を一つひとつ回っていったのです。その結果「地方のごく普通の大学生が全国で健闘している」というイメージと人と繋がることで、どんどんと応援の波が高まっていきました。結果として、日本代表に選出されました。また、ヨーロッパで開催された本選では、ソーシャルポイントの部分において日本代表最高成績を収めることができたのです。
「地方で不利だから辞めよう」といった思い込みや諦め行動しないということは、簡単です。しかし、不利な状況すらもポジティブに捉え、真摯に人やものに向き合えば必ずその姿を見てくれている人がいると実感しました。

この縁から、Red Bullさんで、大学でただ1人が就任できるマーケティングのお仕事をさせていただいています。
まだ就任間もないですが、自分のアイディアに対し、社員の方は「学生だから」と妥協せず、真剣に向き合いフィードバックをくれるのです。活動の中で「自分にはどんな強みがあるか」や「どのようにしたら組織に対して貢献できるか」を日々自問自答しています。
私が1人でできることは限られているのです。だからこそ、組織の力を活かしながら、若者だけでなく地域に影響を与えたり、誰かの心を動かしたりすることができるアンバサダーとしての活動は、とても充実しています。
 

地元で生まれ育ったからこそできることを

また、現在は山形でゲストハウスAgasuke Houseの開業準備を進めています。

Agasuke House

「あがすけ」とは、山形弁で「かっこつけ、お調子者」という意味があります。その一方で「情熱的」や「クレイジー」というニュアンスもあるのです。あがすけ魂を持つ人との繋がりを通じ、世界を山形からおもしろくしていきたいという思いを込めて名づけました。
これまでの経験で、プロジェクトを進める際に多くの人にアドバイスをもらいサポートされ背中を押してもらってきたのです。今度は、私が何かを返していく役割を担いたいと考え、ゲストハウスの開業に踏み切りました。
実際の運営は、山形の学生が行います。スタッフとなる学生は、さまざまな人と接することで、机上では得られないことを学ぶのです。
また、地域を盛り上げる目的もあります。現在の日本は、少子高齢化や人口減少などに伴い空き家の急増し防災防犯面の悪影響が問題になっているのです。それは、山形も例外ではありません。ゲストハウスを通じて、この問題を解決するお手伝いが少しでもできれば地域にも還元できるものがあるのではないかという思いがあります。空き家バンク制度を通して築61年の物件を借り、現在オープンに向け準備中です。開店資金の一部65,6500円は、クラウドファンディングサイトを通して調達することに成功しました。ゲストハウスを通して、山形をもっと元気な街にしていけたらと考えています。
 

生徒たちにより多くの選択肢を持って学んでほしい

将来は、山形にインターナショナルスクールを作りたいです。私は、元々教員志望であったため、大学では教職の授業を履修し、教育実習もしています。そこで、日本の教員養成制度に疑問を感じました。教員志望の多くは、社会に出る機会が殆どないまま教員になります。また、生徒は「テストでいい点数を取る」や「いい大学を出て大企業に就職することがいい」という価値観にされがちです。それは必ずしも悪いことではないと思います。しかし、そういった価値観になじめず、嫌悪感を示す子どももいるのです。そのため、私は各自がより多くの広い選択肢を持って学べる環境がベストだと思います。世界は、思っている以上に広く、多様な価値観に溢れているから、もっと自分のやりたいことをやっていい。そういったことを、インターナショナルスクールを通じて伝えていきたいです。

[インタビュー日:2016年9月]

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