
バリの孤児院ボランティアに参加し、
相談と行動により自らの意識を改革
海外ボランティアや国内旅行、雑誌制作、ダイバー資格取得など
多くの初体験を重ね、前向きな行動がもたらす成長を実感する。
椙山女学園大学 現代マネジメント学部 現代マネジメント学科
田中 ゆき乃
バリの孤児院ボランティアに参加し、
相談と行動により自らの意識を改革
海外ボランティアや国内旅行、雑誌制作、ダイバー資格取得など
多くの初体験を重ね、前向きな行動がもたらす成長を実感する。
椙山女学園大学 現代マネジメント学部 現代マネジメント学科
田中 ゆき乃
氏名
田中 ゆき乃(たなか ゆきの)
学校名
椙山女学園大学
学部/学科
現代マネジメント学部 現代マネジメント学科
学年
4年生
卒業年
2020卒
志望業種・業界
IT・ソフトウェア・情報処理
サービス・インフラ
メーカー
商社(専門・総合)
広告・通信・マスコミ
銀行・証券・保険・金融
志望職種
IT系
事務系
営業系
出身
岐阜県
希望勤務地
どこでもOK
学生団体
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
小学校から高校まで多様なスポーツを経験し、刺激を受ける
小・中・高校時代を通して、私が特に力を入れてきたのは部活動です。小学生の頃は、水泳・ロードレース、バスケット・陸上の4種目を同時進行で行い、中学ではハンドボールと陸上、高校ではハンドボールと、様々な活動を継続しました。ハンドボールと出会ったきっかけは、顧問の先生の勧めです。見学した際に知ったハンドボールの面白さと勝利に対しての貧欲な姿勢からやりがいを感じ、入部を決めました。中3のときには県大会にも出場しています。
身体を動かすこと自体も好きでしたが、様々なスポーツを経験したことで、多くの人との出会いがあり、良い刺激を受けることができました。
海外ボランティアや雑誌制作など、新しいことにチャレンジし経験を積む
今、特に頑張っていることは、新しいことへのチャレンジです。大学3年の春に参加した未来塾では「この夏、新しい何かに挑戦してください」と宿題を出されました。抽選で旅行券が当たる企画に応募したところ、いただいたのが1万円分の旅行券です。これも何かのタイミングだと、バリの海外ボランティアへの参加を決定しました。
バリでは3泊4日は孤児院へ、その前後2日間は他の地域に行き、色々な生活を知る体験ができました。同じ国であっても、環境や立場が変われば、見える世界は大きく変わります。観光客、孤児院、その中間と様々な状況を実体験し、いろいろなバリを知ることができました。水風呂に入りホースで髪の毛を洗う、食事が合わなくてご飯が食べられないなど、全てのことが初体験です。さらに、ほぼ初対面の人たちと9日間生活し、その中で相手のことを知り、自分と向き合い、さらに現地の人のことを考える、濃厚な時間を過ごしました。全ての出来事を消化できたわけではありませんが、悩んだときは人に相談し、ネガティブに考えすぎないことを意識したことで、克服できた部分も多いです。
また今までは「昔の日本はよかった」と年配の方に言われたときにも、その意味を理解しかねる部分がありました。ただ、バリの生活を経験し、バリの人の暖かさや貧しい中でも楽しく生きようとする姿に触れ、これが「昔の日本の良さ」なのかと、自分なりの解釈に繋がっています。
他にも、日本国内でも今まで行ったことがない場所へ行こうと決め、北海道に旅行しました。また、セントレアでの雑誌制作、白浜でのオープン・ウォーター・ダイバー・コースの資格取得なども、すべて初体験です。雑誌制作では進め方から考える必要があり、文章作成や写真配置など全てを自問自答しながら、どうすればわかりやすく伝わるかを考え、取り組んでいきました。
自らの行動が周囲にもたらす喜びにやりがいを感じ、積極的なチャレンジを続ける
活動の中で、特に嬉しいと感じたのは周囲の方が喜んでくださったときです。海外ボランティアであれば孤児院の方や添乗員の方、子どもたちが喜んでくれたとき、雑誌作りであれば企業の方や一緒に作り上げた方からの感謝の言葉をいただいたときの嬉しさは、言葉で言い表せられません。特に孤児院の子どもたちは、お別れのときに泣いて抱きついてきてくれました。必要とされる嬉しさに加え、気持ちをぶつけてくれた子どもの人間性の素晴らしさにも、感動しています。
行動を起こす際には勇気が必要です。しかし、自らが行動したことで、知識や経験、自分が気づいていなかった自分の長所など、多くのものを得ることができました。また、不安を感じるときは、自分が成長、チャレンジしている最中と言えます。この考え方をもとに、不安を感じた際には、不安をバネに、もっと頑張れるのだと自分自身を鼓舞しています。
努力に加えポジティブな意識と笑顔を大切にする
将来に関しては、食品開発・商品開発、マーケティング部門、デザイン系といった分野に興味がありますが、業種や職種については絞っていません。いろいろな分野に目を向け、深めた上で考えていきたいです。
また、今までの経験から、努力や勉強に加え、ポジティブな思いを持つことが、最大限の力を発揮する方法だと学びました。今後はより一層前向きな考え方を持ち、そして周囲の人も幸せにできるよう、笑顔を意識していきたいです。
[インタビュー日:2018年10月]