
学生団体Actryの副代表に就任、
多様な意見を取り入れ、組織を率いる
自らが積極的に動くことでメンバーの熱量を高めることに成功、
個々の意見を取り入れる話し合いを行い、組織力を高める。
東京経済大学 経済学部 国際経済学科
戸村 圭吾
学生団体Actryの副代表に就任、
多様な意見を取り入れ、組織を率いる
自らが積極的に動くことでメンバーの熱量を高めることに成功、
個々の意見を取り入れる話し合いを行い、組織力を高める。
東京経済大学 経済学部 国際経済学科
戸村 圭吾
氏名
戸村 圭吾 (とむら けいご)
学校名
東京経済大学
学部/学科
経済学部 国際経済学科
学年
2年生
卒業年
2023卒
志望業種・業界
業種・業界は問いません
志望職種
与えられた仕事ならなんでも
営業系
出身
千葉県
希望勤務地
関東地方
学生団体
学生団体Actry
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
15年間競泳に注力。精神面と粘り強さを鍛える。
両親の意向で幼い頃から水泳を始め、小学2年生から「選手コース」に所属し、プロを目指す人たちの中で練習に励んできました。中学時代は一度別の部活を選んだものの、水泳の世界が忘れられず、高校3年間は、ふたたび水泳部に戻ってきました。部活動は、週6日です。自分で考えて練習に取り組む環境に身を置けたことで、大きな学びを得ました。現在は、過去の経験を生かし、水泳コーチのアルバイトに励んでいます。子どもたちに教える上でも、寄り添う気持ちを大切にしています。
また、私は人と話すことが好きです。初対面の人に対しても分け隔てなく話すことができ、人をまとめることも苦ではありません。高校時代には学級委員長を務め、文化祭や体育祭では、毎回まとめ役を担うなど、常に先頭に立つ形でクラスメイトをまとめてきました。
学生団体Actryの副代表に就任、パイプ役として動き団体を引っ張る
現在は、学生団体Actryの副代表を務めています。Actryは、『可能性への挑戦』を掲げる動物支援団体です。ボランティア目標である『動物と共生する社会』を実現するため、保護猫の譲渡会に足を運び、お手伝いをしたり、自主イベントで得た収益を寄附したりしています。
加入のきっかけは、高校時代の水泳部の先輩の誘いです。信頼している先輩と一緒に活動できることが嬉しく、入団を決意したかたちでしたが、保護猫たちの現実や先輩たちの熱意を知れば知るほど、私はActryの活動に夢中になっていきました。そして、加入から半年後、1年生にもかかわらず私は、副代表に立候補しました。これまでスポーツ、競泳の世界で生きてきた私にとっては、新しい世界を見せてもらえたこと、先輩たちに大変よくしてもらったこと、再び自分が決めた場所で熱く活動できる場所を提供してもらえたことが、大変大きかったと考えます。先輩たちへの恩返しの気持ち、1〜2年生のパイプ役として動きたいとの気持ちから、団体を引っ張る立場に立候補し、承認をいただきました。
自ら積極的に活動することで、メンバー間の熱量の差を埋める
現在、Actryは8期目です。メンバーも10人以上所属しており、活動も盛り上がっています。しかし、私が加入した当初は、人数も定まらず、同期メンバーとも話し合う機会がない状態でした。その時点で特に大変だと感じたのは、メンバー間の熱量の差です。しかし、悩んでも解決策が出てくるわけではありません。「せめて自分だけは常に前を向いていよう」と決め、夢中で活動しました。するといつの間にか、同期が力を貸してくれるようになりました。今では、団体としてのまとまりが生まれていることを大変嬉しく思います。
また、Actryでは、動物支援活動以外にも、毎年夏に遊園地『R.P.T』を貸し切り、逃走中を行うなど、ひとつの大きなイベントを成し遂げています。今年はコロナの影響により断念しましたが、去年は、来てくださったお客さまが楽しんでくださり、全員が力を合わせて取り組むことのやりがいと喜びを実感しました。
中立を重視しつつ価値観の多様性を認め、さまざまな意見を取り上げる
学生団体Actryを通して学んだことは、話し合いの大切さと価値観の多様性です。副代表をつとめ、人の考え方は十人十色だと身をもって感じました。だからこそ、自分の意見を出すことだけでなく、みんなの意見を細分化し、少しでも多くの意見を取り入れることに力を入れています。私が大切にしているのは、意見を出してくれた人が、少しでも報われるような話し合いです。そのときの立場に応じて、弱い方の意見を盛り上げたり、強い方の意見に対して相手の意見をアシストしたり、中立の立場に立ちながらも、全体を引き上げることを常に意識してきました。現在の学生活動は、コロナの影響もあり、難しい1年です。しかし、現状をふまえつつ、今の自分たちにできる精一杯の活動にチャレンジしています。
若い間に多くの経験を積み、いろいろな価値観に触れたい
現在は、目の前の課題をクリアすることに精一杯で、将来に関しては、まだ漠然としています。旅が好きなため、アドレスホッパーのように時間や場所にとらわれない仕事にも興味があります。ただ、できれば、若い間に、世界を周り、五感を使っていろいろな価値観に触れたいです。短い人生の中でも、若い時間は、とてつもなく短いと思っています。だからこそ、後悔の少ない選択をしながら、生きていきたいです。
[インタビュー日:2020年9月]